ブックガイド <数学>を読む (岩波科学ライブラリー 113)

制作 : 岩波書店編集部 
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000074537

感想・レビュー・書評

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  • 1.心を研(と)ぎ/解(ほぐ)す 原啓介
    ・×科学を志す人々へ 石本
    ・科学者と詩人 ポアンカレ だ
    ・キシマ先生の静かな生活 森(「まどろみ消去」に所収)小説 あ
    ・数学的センス 野崎 だ
    ・タオは笑っている スマリヤン 著者はゲーデルの不完全性定理の明快な解説書で知られる け
    2.無限の世界へ 河東泰之
    ・超積と超準解析 斎藤 けこ、だ
    ・位相と関数解析 シュヴァルツ 1974
    ・ガロアの夢 久賀 だ
    3.数学「的」に発想する 新井紀子
    ・ヴェニスの商人の資本論 岩井 だ
    ・「わからない」という方法 橋本 こ
    ・怠け数学者の記 小平 自分なりの理解をノートに だ、あだ
    ・解析概論 高木
    ・×数学読本 松阪 ノートを用意して問題を解きながら進む (著書)集合・位相入門 だ、線形代数入門 けNo.2
    ・解析学序説 一松 大学2,3年生 だ
    ・数学力 ハーシー あし
    ・教養としてのコンピュータ・サイエンス 渡辺 けあ
    ・コンピュータの数学 クヌース だ 2020
    ・組合せ論入門 ポリヤ 具体的な問題から普遍的な定理へ だ
    4.数学の美と哲学 伊藤由佳里
    ・教養のための数学の旅 ガダー 演習問題付き だ
    ・シンメトリー ヴァイル だ
    ・群論と量子力学 ワイル 現代工学社 
    ・曲面の数学 長野 だ
    ・数学セミナー
    5.遠くを見るために 黒川信重
    ・幾何学 清宮 だ
    ・近世数学史談 高木 けあだ
    ・ギリシア数学史 ヒース あだ
    ・ギリシア哲学者列伝 ラエルティオス あだ
    ・日本語の起源 大野
    6.カオスと複雑系 西村和雄
    ・カオス グリック あだこ
    ・[[『複雑系』>>https://takatakos.blogspot.com/2008/11/19966.html]] ワールドロップ
    ・カオスはこうして発見された アブラハム だ
    7.数学の夢を解く 山下純一
    ・収穫と蒔いた種と グロタンディーク
    数学者の孤独な冒険―数学と自己の発見への旅 (収穫と蒔いた種と) だ、ある夢と数学の埋葬—陰と陽の鍵 (収穫と蒔いた種と) 数学と裸の王様―ある夢と数学の埋葬 (収穫と蒔いた種と) けだ
    (新装版あり)
    ・心の影 ペンローズ け
    ・考える物質 コンヌ けだこ
    ・神々の沈黙 ジェインズ あこ
    8.数理生物学へ漂流するまで 瀬野裕美
    ・古典力学 ゴールドスタイン だ
    ・数学セミナー増刊 入門現代数学1 非線型の現象と解析、2数値解析と非線型現象 山口 1979,1981
    ・カオスの出現と消滅 えっくまん け
    ・×動物生態学 伊藤、嶋田
    9.あまりにも短い人生だから 佐藤賢一
    ・カッツ 数学の歴史 けだ
    ・中国数学史 銭 みすず書房 けだ
    ・例題で知る日本の数学と算額 深川
    ・近世絵図と測量術 川村 けあだ
    10.とんびと油揚 西浦廉政
    ・寺田寅彦随筆集 全5巻 岩波文庫 だこ
    ・現代数学概説2 河田 シリーズ現代数学2 だ
    ・フーリエ解析大全 演習編 ケルナー けだ
    ・真贋ものがたり 三杉 けあしだこ

  • 数学者はよく「美しい」という言葉を使う。数式の中だけで生きているような人たちではあるが、どこか詩人との共通性を感じるときもある。10人の数学研究者がお勧めの図書を紹介するものであり、こちらの手の届かないような専門書から手の届くくらい平易な(と思える)ものを紹介してくれることもある。個人的に本を読みたくなるような本は良い本だと思っているが、これもそのうちの一つとなった。

  • 河東先生が小平邦彦さんの「怠け数学者の記」を紹介しているところが印象的だった。小平先生のように偉大な数学者でも他の人のようにすらすらと数学書を読めず自分なりの理解をノートに書いていくと恐ろしく時間がかかった。だけどこれが結局自分で考えるということなのかもしれない、とのこと。

  • 刺激的です。図書館ですら、借りることができないものもありますが、書物の重みを感じます。

  • 勉強になりました。

  • 取り上げられている本を読むのはちょっとハードルが高い本もあるけど、なぜに寺田寅彦がそのなかにまぎれこんでいるのか、その意味をちゃんと考えておきたい。

  • 数学の研究をされている10人の方が
    それぞれ数学に関するオススメの本を紹介してはります


    紹介文が読みやすい人もいれば、
    内容が難しすぎて文章の意味がよくわからない人もいて
    興味の方向性は人それぞれですねぇ

    でもって
    文章の読みやすかった人のオススメ本は面白そうやったので
    今度読んでみよ~っと♪

  • 数学の歴史も幅も広い。数学世界にはまだまだ知らないことがたくさんある。

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