- Amazon.co.jp ・本 (878ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000098502
感想・レビュー・書評
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松田道雄 定本育児の百科 1歳6ヶ月から2歳
■ 子どもが自立と依存とのあいだをふらふらしているのが、1歳6カ月から2歳までの特徴である。それだから、この時期の親の義務は、気持を落ちつかせるだけの依存をゆるしながら、子どもをはげまして自立のほうにすすませることである。
■ 自分でかんがえて、自分でやったことが、うまくいったときのよろこびを、子どもに何度も経験させねばならない。そのためには、事故がおこらないように予防した上で、子どもに力だめし(冒険)をする機会を準備してやらねばならない。
母親は百科事典のようにこたえるのではなく、詩人のようにこたえねばならぬ。その状況で、子どものいってほしがっていることを、簡潔に、正確に、いいあてることだ(→《426「なぜなの」「どうしてなの」》 -
「読み終わった」となることは、おそらく無いのでないかと。通読するような本ではないですしね。
これから子育てを始めようとする方、すでに始めていて、まだこの本を知らない方には、とりあえず手にとってみて頂きたいと思います。今は文庫版で3分冊になっているようなので、まずは上巻だけでも。 -
若干古く感じるところもあるけど、基本的な育児に対する考え方は、とても参考になります。
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出産後、まず最初に手にした本。親の世代でもバイブルだったらしい。書いてあることは古いけど、赤ちゃんの“見方”を教わった気がする。
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子育ては親育て。親もまた様々に知識を得ながら、試行錯誤の繰り返し、子どもとともに成長していかねばなりません。本書はそれをずいぶんと助けてくれるだけでなく、励まされもします。少し前に3巻ものの文庫本として再刊されましたが、やはりこちらの大判のほうが使い勝手がいいように思いますね。
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初めて出産される方に、お祝いにあげたい本です。
多くの育児書が「こういう時は病院に行きましょう」と書いてあり、読めば読むほど不安になるのに、この本には「赤ちゃんには、こんな事があります。こういう変わった事がおこります。でも、大丈夫」ってことが、たくさん書いてあるので、どれだけ助けてもらったかわかりません。
病院に走る回数も随分減ったと思います。
3人目の今は、開く回数も減ってきて、それもまた、親として成長してきたかなぁと思います。 -
うんちくやストーリーを語りながら、超実用的。
この一冊があれば、老練なおかかえ小児科医師を
家に住み込ませているようなもの。
頼りになる一冊で絶版が残念。