失われた色を求めて

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000222419

作品紹介・あらすじ

鋭敏な色彩感覚に恵まれた眼と手を頼りに、国内はもとよりシルクロードからヨーロッパ大陸まで「失われた色を求めて」精力的に駆け回り、日本古来の色を現代に甦らせた植物染の第一人者、吉岡幸雄。色と染と織の世界を歯切れよい筆致で綴り、多くの読者を獲得した著者が遺した単行本未収録のエッセイでたどる、染と織の道。

感想・レビュー・書評

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  • 染師 吉岡幸雄先生へ……篠原ともえ
    図書 2022年2月号 - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b600006.html

    紫のゆかり 吉岡幸雄の色彩界
    https://www.sachio-yoshioka.com/

    失われた色を求めて - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b591585.html

  • 染色の職人気質というと語弊があるかもしれないが、職人さんが色を染めるにあたって、「その色ってなんだ?」を生涯をかけて追究し更には理想とする色を追求した職人の一生が詰まっています。

    日本人が遺伝子レベルで受け継いできた魂のようなものを感じました。

  • 植物染め、とても手間がかかるのね。
    やってみたくなる。そして、とても京都に住みたくなる。

  • 豊麗な色、魔力の色 ー黄色
    江戸時代の町人の色 ー茶、黒、白
    色の豊かさを感じさせてくれる

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055851

  • ふむ

  • 2021年10月8日購入。

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著者プロフィール

昭和21年、京都市生まれ。昭和46年、早稲田大学を卒業後、美術図書出版「紫紅社」を設立。昭和63年、生家「染司よしおか」五代目当主を継ぎ、植物染料による日本の伝統色の再現に取り組む。奈良薬師寺「玄奘三蔵会大祭」での伎楽衣裳四十五領の復元、東大寺伎楽衣裳を制作など、日本古来の染色法により古代色を復元。平成21年、京都府文化賞功労賞受賞。平成22年、菊池寛賞受賞。平成24年、NHK放送文化賞受賞。令和元年9月30日、73歳で逝去。

「2020年 『吉岡幸雄の色百話 男達の色彩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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