近代小説の表現機構

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000225915

作品紹介・あらすじ

小説が小説としてリアリティを獲得するためのよそおいを、表現機構としてあらためて問い直し、各小説の表現を詳細に読み解きながら、日本の近代小説の特質とその変遷を鮮やかに描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。小説家小説が多かったんだ。牧野信一読んでみようっと。

  • 近代小説がいかにしてその表現機構としての文体や構造を作り上げて行ったのかについて、独自の視点を以って精緻に検証していた。私小説というものの在り方や人称、翻訳の問題などいくつかのトピックスと作家、作品論を通して初めて見えてくる近代日本文学の在り方があるなと思った。日本の近代文学について知るなら非常に良い一冊。

  • 小説の表現方法を検討し直す。

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著者プロフィール

国文学者。

「2023年 『高校生と考える 21世紀の突破口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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