- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000237819
感想・レビュー・書評
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推薦理由:
どの本を読もうかと迷った時、どんな本があるのか知りたい時に参考にして欲しい本のひとつである。様々な分野から選ばれた骨太の本が101冊、熱意のある推薦文と共に紹介されている。
内容の紹介、感想など:
本書は広島大学の全学プロジェクトとして企画編集されたもので、編集委員が「現代の教養を育てる手がかりになるだろうと考えて選んだ101冊」が紹介されている。取り上げた本は「教養への誘い」「人間の記録」「パラダイムを超えて」「戦争と平和への希望」「現代の重要問題」の5つの章で紹介されている。1冊の本が見開き2ページで紹介されていて大変読みやすく、それぞれに「著者と時代背景」が添えられているのが親切である。紹介されている本は様々な分野にわたるが、『武士道』『脳のなかの幽霊』『銃、病原菌、鉄』『監獄の誕生』『フェルマーの最終定理』『敗北を抱きしめて』『沈黙の春』など、今までに読書案内で紹介された本も多く含まれる。第6章の「本の買い方選び方」には本の流通ルートや図書館の利用方法、本の選び方、書店や古書店についてなど、近い将来に大変役立つ色々な知識が書かれていて参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本のレビュー本。
大学生の内に、読んでおきたい本が充実。
大学生活も残り一年ちょっとなので、この101冊の本を着実に読んで行きたい! -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:0191.9||H
資料ID:50900269 -
図書館で借りた。
通読はせず、ぱらぱらと。
今後読む本を探す時の参考にするには良いかも。片っ端から読もうとは思わないけど。 -
三葛館一般 019||HI
「現代の教養」を育てる手がかりになるだろうと考えて選ばれた101冊の図書。哲学から自伝、現代の問題まで幅広いジャンルから選ばれ、昔から読み続けられている名著の数々。私たちにさまざまな課題を与えてくれる内容の本ばかりです。まずは、本書のそれぞれの解説を読んで、興味を持ったものから読み始めてみるといいと思います。比較的時間にゆとりのある学生生活で、1冊でも多く読んでいただきたい。
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=53993 -
学部3年生の時にこの本(初版)と出会い、ここに紹介されている本を読みこなしていくうちに、自分の世界観が激しく揺さぶられ、見識が大いに広がり、多面的なものの見方ができるようになったと強く確信している。
そして新たに新版がでたので迷わずなけなしの金で即買い、今回も非常に満足しています。
ここで私が言いたいのはなんと言っても選別されている101冊の本の「センスの良さ」だ。
本は2種類にわけられる。それは「教養」と「専門」。
専門の本は社会人になってからでも読むであろうが、教養は時間にゆとりのある学生のうちにしか読めない(読もうとしない)
そしてどれだけ教養のある本を読みこなしたかで1度の人生の幅が決まると思う。
この本は古典に縛られず、縦横無尽に質の良い教養本を紹介してくれている。
中でも私が強く影響を受け、かつ、みなさんにも勧めたいのが
・「人間を幸福にしない日本というシステム」:ウォルフレン
・「君たちはどう生きるか」:吉野源三郎
・「知的複眼思考法」:刈谷剛彦
・「利己的な遺伝子」:ドーキンス
・「ワイルド・スワン」:ユン・チアン
読書好きの方はこれを見ただけで選別されている本のセンスの良さがわかっていただけるはずだ。
大学生に限らず、質のよい読書を求めている方は、この本に紹介されている101冊の本を参考にすることを強く勧める。 -
内田和夫先生推薦
学生諸君に薦めたいこと(その5)は、本の背表紙を眺める暮らしををしてみては、ということ。この本は現代学生の教養という点でめくばりがいい。利用法は、これは興味深いかもと思えそうな本の紹介をまず、読んでみる。見開き2ページの解説を味読。そして、これは読みたいかもと思えた本は、買うか、借りてきて本棚に飾る。暇な時、その本を取り出し、1ページ2ページ読み、いい言い回しの1行などに感心し、そしたらおもむろに本棚にしまう。
背表紙を眺める暮らしがあるのがリッチの始まり。書名を知っているだけでもなかなか。 -
ここに紹介されている本を1冊でも読んで、何か考えたなら、少しはやるなと思える。
スタンダードな教養から現代の問題まで取り揃えたブックガイド。
でもまだまだ読書をしたことのないこないだまで高校生にはまだまだ敷居が高そう。 -
展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号 019.9//H73