- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000245500
作品紹介・あらすじ
戦後を代表する冤罪事件「狭山事件」。被差別部落に生まれた、ただそれだけの理由で石川一雄は殺人犯として逮捕された。貧困ゆえの無学に苦しんだ生い立ち、三〇年に及ぶ獄中生活と部落問題への眼ざめ、仮釈放後も続く無罪を勝ち取るための闘い――その半生を辿りながら、部落差別が冤罪を生み出したことを明らかにする。
感想・レビュー・書評
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石川さんと奥さんと兄弟と作者に5星。字を覚えるように言ってくれた刑務官にも。ちょっと出てくる土井たか子さんも良い人だったんだな。
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「被差別部落に生まれて」https://iwanami.co.jp/book/b625285.html 狭山事件について書かれたものを初めて読んだ。感覚的には捜査が「ありき」で作られたように思えるけど、片方の主張だけでは判らないし、こうなったらもう制度手続きの話な気がする、それが問題なんだろうけど。いつかひっくり返ることはあるのかな
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https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/920230
ひなたやまにもあります -
3.9 日本が人権を大切にする国になっていくための必読の記録。狭山事件が冤罪であることになんら疑問の余地はない。しかし、再審の道はひらかれていない。真実を追究しようとするのが、人間である。真実が明らかになることを強く願う。
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東2法経図・6F開架:361.86A/Ku74h//K
https://wan.or.jp/article/show/10762