文化の発見: 驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで (現代人類学の射程)
- 岩波書店 (1999年5月25日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000263726
感想・レビュー・書評
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あぁ、これを読んでよかったと心底思う。なぜ私の興味が、美術から、民俗学、人類学へシフトしてきたのかが、これを読んで明らかになった。そして、今ミュージアム業界に必要なのは「教育」であること、これは私が進学するということの肯定にもなる。よかったぁ。もっと読み込んでいきたい一冊。ほんとうに丁寧に書かれている本だと思った。
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西洋の近代を特色付ける「一系的進化主義」とでもいうのかな、自分たちが最後にでてきた最も賢いものだ、つぅような思い込みが、博物館と美術館における「民族資料」の扱いを巡る中で、見事にあきらかにされてくる。夢中になって読んで、一晩で読んでしまった。が、こいつは買わなきゃと思う。あれこれに発展するタネがたくさん含まれている本だと思う。
【経路】Johnさんに勧められて学校で貸出