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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000284370
作品紹介・あらすじ
金石文や正倉院宝物など既知の書の名品から、木簡・墨書土器に残された無名の人々の手になる文字まで、これら肉筆の文字資料は時代の特徴としての書風をそなえ、時に書き手の息遣いを伝える墨継ぎの跡をも残す。「書」という視点からの史料分析を唱道してきた著者が、書の有り様を通して古代日本の文化と社会を照らし出す。
感想・レビュー・書評
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文字を生む事、使う事イコール進んだ社会では無い。必要が無いから文字が無かっただけ。抑揚、身振り、表情など情報ははるかに多かったかもしれない。
活字では失われてしまう「書」から情報を読み取ろうとする本書。いろいろ考えさせられました。知識は追いつかないけど楽しく示唆に富む読書体験でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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