戦後韓国と日本文化――「倭色」禁止から「韓流」まで (岩波現代全書)
- 岩波書店 (2014年10月18日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000291453
作品紹介・あらすじ
韓国社会は日本とどのように出逢ってきたのか。日本的なものとしての「倭色」が禁止された独立直後から、「日韓関係」が築かれるなか、「日本大衆文化禁止」が新たに構築・遂行された六〇‐八〇年代、その「禁止」が解体された九〇年代を経て、逆に「韓流」現象が起きた二〇〇〇年代に至るまで、日本の文化や商品はどのように越境し続けたのか。冷戦の文化、近代化、グローバル化の問題圏のなかでこれを論じ、国境を越えた日韓の文化空間のなかにある「否認と欲望のダイナミズム」を鮮かに解き明かす、新しい文化批評の誕生!
感想・レビュー・書評
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日本大衆文化禁止の「法」というのは存在しなかったということでしょうか。
韓国民のPTSDのような気もします。
不幸な植民地時代ではありましたが、それ以上に、戦後も日本文化を拒否するという「不幸」が続いたわけですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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