- Amazon.co.jp ・本 (1200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000803137
作品紹介・あらすじ
「発想・着想・思いつき」「心得・素養・たしなみ」「感激・感動・感銘」…意味は一様であっても言葉には微妙な「語感(=語のもつ感じ)」の違いがある。著者の日本語研究の集大成として、「語感の違い(=ニュアンス)」を中心に解説した初の辞典が誕生。最適かつ多彩な言葉を探りながら、日本語の生きた知識が身に付く、蘊蓄満載の読める辞典。
感想・レビュー・書評
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どうしても欲しい!!!
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似たような意味の言葉でも堅かったりラフだったり、範囲が広かったり狭かったりと、微妙に使用局面が違う。
そういった語が持つイメージやニュアンス、つまり語感を丁寧に解説。
ただ、語感と言っても人によって幅はあるので、疑問に思う解説もある。
例えば「カフェ」は「斬新な感じの」「日常会話で使うとまだ少し気取った感じになる」と書いてある。
スタバやタリーズが普及したのは2000年前後まで遡るので、さすがに本書が出た2010年時点ではすでに「斬新な感じ」は通り過ぎているようにも思う。 -
辞書を書物として読むことを初めて楽しく思いました。
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読み物かと思ったら、本当の辞典だった。
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同じ意味の言葉でも、与えるニュアンスや使われ方はそれぞれ微妙にちがう。
その「語感=語のもつ感じ」を解説した辞典で、読んでおもしろい一冊。
使用例として、夏目漱石、森鴎外から村上春樹や川上弘美までの作家の文章から多く引用されているほか、雑誌のインタビューで著者が武者小路実篤、小沼丹、庄野潤三など多数の作家から直接聞いた、言葉についての発言も紹介されている。
また、映画監督・小津安二郎についての本を書いた経験により小津映画のシナリオからの引用も数多く、ファンは一層たのしめるのではないだろうか。 -
帯文:"日本語の、新しい辞典です。" "ことばの感触、意味・用法の微妙な違いを分かりやすく解説。学識・蘊蓄・雑学の宝庫!" "楽しく読んで、日本語力UP" "「国語辞典」では分からないニュアンスを知るための辞典"
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【読みたい】
ビジネスブックマラソンより -
暇な時に読んでは、今までの無知を反省。(いあまのところは)
と、言うコトは内容をご存知だと言うコトですね。
でも、一言添えるなら、、、
チョッとした違いを使い分けるように...
と、言うコトは内容をご存知だと言うコトですね。
でも、一言添えるなら、、、
チョッとした違いを使い分けるようになるには、打って付けの辞典です。超お薦め!