自然論集II (セネカ哲学全集)

  • 岩波書店 (2006年10月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784000926348

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  • 全集4冊目。「自然研究」の残りとあのクラウディウス帝の神格化をバカにしまくった「アポコロキュントーシス」、断片集、(ここから偽作の可能性の高い)詩集、「不幸の治療について」、「セネカとパウロの往復書簡集」が収められている。あいかわらずつまらない「自然研究」はともかく、気になっていたアポコロキュントーシスやパウロとの往復書簡集(偽作だけど)が読めて良かった。アポコロキュントーシスはもう死んでるとはいえ、思ったよりかなり念入りに直球で皇帝をバカにしているので驚いた。どもりとか、歩き方とか…よくこれをネロが許したものだと思うが、セネカの流刑の恨みの深さ恐るべしである。
    あと、詩「例を通して希望を嘆ずる」の「希望、」から始まる文の連続や(希望、それは人を欺くもの。…)、「不幸の治療について」の「君は死ぬだろう。」が連続して綴られているのがかっこよかった(君は死ぬだろう。それが人間の自然だ。罰ではない。…)。たぶん偽作だけど。

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