ウルスリのすず

制作 : アロイス・カリジェ 
  • 岩波書店
3.60
  • (6)
  • (8)
  • (14)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 139
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001126778

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 多分子どもと図書館で借りて読んだことがある絵本再読。

    親子での読み聞かせ向き。

  • ぼくが1番好きだったのは、生クリームをかけたくりを食べているところです。生クリームとくりが食べたくなりました。それから、お父さんとウルスリのぼうしがにているのがうらやましいです。大きなうつわも、色がいいし、大きなケーキがのりそうで、いいな。
    ウルスリがすずをとりに行ったときの橋が、ちょう細いのに、手すりがなくて、歩くところもとちゅうとちゅうですき間があいていて、ぼくだったらこわくてわたれないから、すごいと思いました。
    ウルスリは、それだけ、はずかしい思いをしたくなかったんだなと思いました。それで、すずをとりにいこうと前向きに考えたんだと思いました。でも、お父さんとお母さんは、かわいそうだった。ウルスリは、ちょっとぼくみたいに自分勝手なところがあるのかもしれない。(小3)

  • 蒸した栗に生クリーム。美味しそう。

  • まあまあ

  • 絵本で世界を学ぼう

    紹介された本。
    本書で63冊目だ。

    この絵本ははどこの国のだろう?

    書名と表紙を見て、まずウルスリって地名、人名?
    と思ってしまう。

    読み進めていくうちに、スイスの寒村の男の子の名前とわかる。

    ツェルマットをもっと、もっと、もっとさらにもっと田舎におこしなした様な集落が描かれている。

    教会らしき建物はスイス風かなぁ、と思ってしまう。

    1945年の出版という。
    日本で、1945年という東京、神戸各地でアメリカ軍のB-29が大空襲を行い、一般人が逃げ惑い、挙げ句には広島と長崎に一般市民に対して原子力爆弾が投下され、数十万人が殺戮された年だ。

    永世中立国のスイスでは、寒村であったとしても
    楽しい鈴行列のお祭りをしていた。

    ウルスリが手にした鈴は、ツェルマットのベガで買ったお土産のカウベルの様な大きさだ。つまり小さい。

    鈴行列の順番は、鈴の大きさで決まり、鈴行列で回った家の人から大きな鈴の中に木の実や、肉や、おかしなどをいれてもらえる。

    クリスマスの靴下の要素や、ハロウィンの要素も含まれている。

    最初の文章では、貧しいことが強調されているけど、
    物質的には貧しいのかもしれないけど、精神的には満たされている様に思える。
    それがこの絵本が長く読み継がれている要因だろう。

    生クリームがたっぷりかかったむしたクリを食べたくなった。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
    (送り先の住所などはここに書かないでください。)

  • 10分

全11件中 1 - 10件を表示

ゼリーナ・ヘンツの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×