- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001141696
感想・レビュー・書評
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魔法やらおとぎ話の動物やら妖精やらがわんさと出てくる。なのに、どうしてか生活感がある。
きっと主人公のアーミテージ兄妹にとって、彼らが引き起こす騒動は冒険ではなく生活の一部になっているからだろう。
それにこのシリーズはすべてがパズルのピースのようにきれいに収まったりはしない。たくさんの謎はあいまいなまま忘れ去られる。
そんなところもすごく生活感があるって思う。
音楽の先生は恋人に逢えたのかな。
「銀の仮面」が好き。 -
不思議な話ばっかりあった。
その中でも、
ティンシアとニックラスと言うロボットは
とても迷惑で、僕はこんなロボットは欲しくないと思った。 -
魔法と隣り合わせの毎日。
アーミテージ一家の毎日は、まったく変わらぬ日常のようでいて、日々不思議がいっぱい。隣に魔法使いが住んでいるようなところだから。いいこともあれば、ハラハラすることもある。ともすれば、とんでもない危険に感じることもあるが、それこそ私が自分の日常をこなすように、彼らは彼らの日常の事件に対処している。ハリー・ポッターのような大事件は起きなくて、もしかしたら自分の近くにあるかもしれない魔法。気持ちが明るくなる物語。 -
ジョーン・エイキンのアーミテージ一家のお話が岩波少年文庫3冊にまとめられて、その3つめ。
シリアルの箱の絵をめぐるお話と、ナッティ夫人の暖炉お話は、15のファンタジーにも収録されていて印象に残っていたもの。
『とんでもない月曜日』以来、ようやくアーミテージ一家をめぐるお話をまとめて読むことができて、とてもよかった。 -
シリーズ3作目。