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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784001145021
みんなの感想まとめ
物語の中で主人公が本の世界に入り込み、変化していく様子が描かれ、彼の成長と葛藤が深く心に響きます。バスチアンはファンタージエン国を救うために冒険を繰り広げながら、力を手に入れることで傲慢になり、元の世...
感想・レビュー・書評
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主人公が文字通り本の中に入り姿が変わってから物語を想像していく、何かを願えば人間だった頃の記憶を失う、話が進んでいくうちに周りが見えなくなり、独裁者の様になっていく様は怖さがあった。その後の展開では明るい方に解決していきます。
作者が話していた「希うことが大切だ希えばなる」という言葉をこの本を通して語っていたのだなぁと感じたし。自由に創造し遊ぶこととは?の答えがあるように思えた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻は面白かった。
アトレーユの様々な冒険を楽しむことができた。
どうやってファンタージェンと人間界が繋がるのか(どうやってバスチアンがファンタージェンに行くのか)も楽しみに読むことができた。
下巻は正直つまらなかった。読むペースが遅くなってしまった。最後のバスチアンが人間界に戻るところは一気に読めたが。
ファンタジーの名作として知られる物語だが、読むほどではなかったな、と思った。もっと若い(子どもの)頃に読めば違った感想が持てたのかも知れない。
まあ、「モモ」も読んでみようとは思う。 -
ファンタージエン国を唯一救うことのできる勇士として物語の中へ飛び込んでいったバスチアン。
彼はすらりとした美少年に生まれ変わり、誇り高く毅然とした強さで、合流したアトレーユとフッフールと仲間になり困難を次々に乗り越えてゆく。
けれど宝のメダル、光り輝く"アウリン”の魔法の力に頼りすぎる代償に、元の世界の記憶は次第に失われていく。
強さを手に入れるにつれ横柄で傲慢になっていったバスチアンは、自分は「ファンタージエン国の帝王になるのだ」と宣い、帰れなくなるぞ!と忠告してくれるアトレーユとフッフールをとうとう追放してしまう。
冴えないいじめられっ子だった少年が、物語の世界で勘違いして暴走していく姿には保護者のような視線で見守ってしまった。ただファンタジーに浸りきることはこの年じゃもう難しいのかなぁ…なんて思いながら読んでたんだけど、終盤の展開では怒涛のように金言の嵐がやってきた。特にアイウォーラおばさまと店主のコレアンダー氏が素晴らしい大人だった。迷い、悩み、間違い、失敗するバスチアンという少年をあたたかく導くことができる大人。愛することができるという悦びを教えてくれる。
「そこへ通じる道なら、どれも、結局は正しい道だったのよ」
「何一つ失われはしないのよ。」おばさまはいった。「みんな、変わるの。」
「ほんとうの物語は、みんなそれぞれはてしない物語なんだ。」
「ファンタージエンへの入り口はいくらもあるんだよ、きみ。そういう魔法の本は、もっともっとある。それに気がつかない人が多いんだ。つまり、そういう本を手にして読む人しだいなんだ。」
「新しい名前をさしあげることができれば、君はまた幼ごころの君にお会いすることができる。何度でも。そしてそれは、そのつど、はじめてで、しかも一度きりのことなのだよ。」 -
「汝の 欲する ことを なせ」
アウリンという何でも叶う宝のメダル。望みを現実にしてしまう力を手に入れたバスチアン。
ファンタージエンは、人間の欲望、妄想、希望、絶望、さまざまな感情から作られた世界。
だが、欲望が満たされると少しづつ大事な過去の何かが消え去ってしまう。
さらに、いつの間にか身についていた慢心さが、慕ってくれていた仲間までも切り捨ててしまう。
独りぼっちになって初めて自分が真に欲する大切なことに気づく。
そして、物語はハッピーエンドで完結した。
と、思いきや、どういう意味?という謎めいた最後の二行が「はてしない物語」を終わらせないものにしている。 -
バスチアンがファンタージエンの世界に入り込み、物語の中での冒険が始まる。
わくわくするような色んな風景や生き物が出てくるけど、ただ楽しいだけでは読めない。
ファンタージエンでバスチアンの望みが一つ叶うごとに、バスチアンは現実世界での記憶を一つずつ失くしていく。
記憶を失うごとに、何かを望み続けることが難しくなっていく。
力や権力を得るごとに、自分が本当は何者だったのか分からなくなっていく。
本当にものすごい設定だと思った。
最近流行りの異世界転生ものとは根本的に違う。強いメッセージ性を感じる。
物語の世界は、現実と対立するものではなく、現実をより豊かにする力を持っているはず。
想像力なくして人間の発展はないのだ。
手元に置いておいて、何度も読み返したくなる名作。 -
今まで読んだことがないストーリー。上巻とは全く異なり、人間臭く欲深い部分が露呈していく展開。最後まで読むと児童書ではあるが大人が手に取るべき本だと感じた。
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いじめられっ子のバスチアンは、いじめっ子たちから逃げるために飛び込んだ古本屋で一冊の本と出会う。本の中では勇者アトレーユが国を救うために旅を続けていたが……→
子供の頃にテレビで見た「ネバーエンディングストーリー」の原作だろうな?という気軽な感じで手に取ったんだけど……全然ちがーう!!あの映画は上巻にオリジナルエンディングをつなげた感じ?みたいで、物語としては序章やんってなった。
たぶん、これは下巻が本番。上巻は王道の冒険ファンタジーで
下巻がガチのガチなんよ(何が?と言われるとわからんが笑)
私はもうね、アイゥオーラおばさまと出会えただけでね、この物語を読んでよかったって思えたよ。おばさまの言葉は泣く!!人生後半戦の大人に響くぅぅぅー!!
児童書なんだけど、大人が読むともっと良いよこの物語は。ヤバい。 -
アウリンを手に入れてから、だんだんと自分の欲するままに行動してしまう主人公が悲しい。色彩が豊かで、想像力が掻き立てられる風景が美しい。上巻の引きつけ方!
最後の古本屋店主との会話がいい。本でなくても、魅せられて引きつけられて、ファンタジーの中で自分を体験すること。自分を捉え直すこと。そういった体験を語りあえたりする仲間がいること。 -
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映画『ネバーエンディングストーリー』の原作本後半。
しかし、映画になったのは前半部分のみで、この後半部分は私にとってまったくの未知の世界でした。
上巻は映画を観たことある人にはおなじみ、アトレイユとフッフール(映画ではファルコン)の冒険譚なのですが、この後半は本を読んでいたバスチアンの冒険譚。
想像もしていなかった展開で、読んでいるこちらとしてはすごくもどかしい。
ミヒャエル・エンデが描きたかったという世界。
『モモ』もそうですが、我々に訴えかけてくるメッセージがとても強い。
映画『ネバーエンディングストーリー』を観て感動した人にはぜひ読んでほしい1冊です。 -
下巻は冒険からクライマックスのような盛り上がり。「行け行けバスチアン」とわくわくしながら読み進めるのですが、すぐに解決めでたしめでたしとはなりません。
ああバスチアン、そっか…となりますが
アトレーユの奮闘のおかげもあり、バスチアン大成長。
ラストはちゃんと本返しに行けて私は安心した。それからまた胸アツな展開があって、最後にまだやってくれるんか!となりました。 -
小学生の頃、本屋で見た、あかがね色の表紙の分厚い本にあこがれて、何年生の時だったか忘れたがとうとう買ってもらって読んだ。たぶん、生まれて初めて読んだ長編小説だったと思う。こんな分厚い本を読むなんて自分はすごい、と思えた。そういう思い出を『はてしない物語』に持っている人は、少なくないんじゃないだろうか。
あかがね色の表紙のあの本は、いつのまにか失くしてしまった。大人になってからも久しい今、ふいに、はてしない物語、という言葉を思い出して、けれどストーリーは思い出せず、太ったさえない男の子、学校の屋根裏、白い竜、といったイメージだけが浮かんだ。岩波文庫で出ているのを見つけて買った。あかがね色の布のカバーじゃないけど、仕事に行くまでの電車の中で冒険にでて、仕事に疲れて帰ったあと、布団の中で冒険にでるのは、楽しかった。このところ、現実の生活でしんどいことが続いていたけど、はてしない物語を旅している間は、はらはらしているのに心安らかでいられた。
持ち歩くなら文庫本、と思って岩波文庫を買ったけど、読んでしまうとやっぱりハードカバーの、あのあかがね色の布の表紙の本がほしくなる。 -
30年ぶりの再読。30年前に購入した単行本は大きくフォントも読みにくかったため、岩波少年文庫で読了。
下巻に入り読むスピードがやや失速してしまいました。バスチアン、アトレーユ、フッフールの関係がモヤモヤ。アウリンを授けたまま会えなくなる幼心の君もどうかと思うよ…。元帝王の都とか、ファンタージエンの悪意さえ感じたのは穿ち過ぎかなぁ?
それでもやはりアトレーユが全てを引き受けた場面は感動したし、現実世界でバスチアンが父親と再会できた時には心底ホッとしました。
やっと読めたという気持ちと、読み終えちゃったという気持ちが混ざって、なんとも言えない余韻に浸っています。-
モモは再読しないのですか?
最近のレビューいくつか読ませていただきました。おもしろかったです。モモは再読しないのですか?
最近のレビューいくつか読ませていただきました。おもしろかったです。2015/02/28 -
お返事が大変遅くなり申し訳ありません。『モモ』再読しています。評価の高い『モモ』ですが、個人的にはちょっと説教くさくて(^^;、私はこちらの...お返事が大変遅くなり申し訳ありません。『モモ』再読しています。評価の高い『モモ』ですが、個人的にはちょっと説教くさくて(^^;、私はこちらの方が好みです。エンデ自体が説教臭いと言う人もいますけどね(^_-)-☆2017/11/23
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上からの下は心の底からワクワクしました。望みを叶えるごとに自分を失っていくバスチアンが見てられなくなってくるのですが、最後の最後でこの本のテーマ「本当に大切なもの」に気づいた瞬間に、この本が私にとって特別な本になりました。結末がとても良いです。
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上巻の胸熱展開から一転、めっちゃしんどい展開が続き何度も中断しました。が、最後まで読んで良かった!
児童文学として有名ですが、私は今このタイミングで読めてよかったと思っています。
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