きかんしゃやえもん (岩波の子どもの本 カンガルー印)

著者 :
  • 岩波書店
3.77
  • (76)
  • (96)
  • (125)
  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 1281
感想 : 118
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (45ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151220

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • むずかしいことばが出てきて読むのがむずかしかったけど、やえもんははくぶつかんにかざられてうれしそうでよかった。

  • ずっと働きつづけ古くなった機関車が
    ばかにされ疎まれ、ついには故障
    でもさいごには博物館で展示され人気者に、というおはなし
    しゃくだしゃくだしゃくだと言いながら走るやえもんがいいです
    どこかに自分を必要とする場所がある
    努力は報われる
    というメッセージのある物語
    充実のページ数なのに安価なのもいいです

  • NHKでやってた影絵のきかんしゃが小さい頃怖かった。けど、実際かんがえてみるとジーンとくるきかんしゃの話。ていうか原作が1959年…!そんなに昔のものなんですね。原作は本だけどわたしの思い出はテレビなのでカテゴリちょっと違う。

  • 1959年12月5日

  • 日本語が少し古く、3歳になったばかりの息子には難しそうでした。

  • きかんしゃトーマス同様、顔や感情のある蒸気機関車が主人公の絵本ですが、トーマスに比べて、より話にリアル感があるのが、この「きかんしゃやえもん」です。
    電気機関車や電気バスへの世代交代がすすむ、鉄道状況の中、年寄りとバカにされ、また、はらたちまぎれにやってしまった事故で、抗議を受け、スクラップにされそうになる、きかんしゃやえもん。
    最後は、無事、鉄道博物館で余生を送ることになり、スクラップにされずにすむのですが、これまで私が子どもに読んできた本の中では、もっとも現実の厳しさ、について取り扱っている一冊です。
    鉄道公園で蒸気機関車を見た日に読んであげたら、子どもは少し目をうるうるさせて、話を聞いていました。でも、翌日も、もう一回!と持ってきたので、それなりに楽しんで聞いていたのだと思います。

  • 2009/11/16

  • 6分くらい。
    機関車のやえもんは、おんぼろきかんしゃ。電車にばかにされてぷりぷり怒りながら帰ります。その時、火の粉が稲わらに飛んで、火事になります。
    みんなは、壊してしまえと怒ります。
    で、結局博物館に行くことになったわけです。

  • よかった、やえもんに自分を重ねずにすんだぞ。でも色々重ねずにいられないこの面白さがニクいですね。

  • 子供向けのわりに長文。ずっとやえもんはトーマスの和名だと思っていた。全くの別作品。
    人生の先輩は大事にしないといけない。

全118件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

阿川弘之
一九二〇年(大正九)広島市に生まれる。四二年(昭和一七)九月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。四六年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『雲の墓標』、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『米内光政』、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)、『南蛮阿房列車』など。九五年(平成七)『高松宮日記』(全八巻)の編纂校訂に携わる。七八年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。九三年、文化功労者に顕彰される。九九年、文化勲章受章。二〇〇七年、菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。二〇一五年(平成二七)没。

「2023年 『海軍こぼれ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿川弘之の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
A.トルストイ
ばーじにあ・りー...
にしまき かやこ
なかがわ りえこ
トミー=アンゲラ...
モーリス・センダ...
なかの ひろたか
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×