阿川弘之のおすすめランキング

プロフィール

阿川弘之
一九二〇年(大正九)広島市に生まれる。四二年(昭和一七)九月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。四六年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『雲の墓標』、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『米内光政』、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)、『南蛮阿房列車』など。九五年(平成七)『高松宮日記』(全八巻)の編纂校訂に携わる。七八年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。九三年、文化功労者に顕彰される。九九年、文化勲章受章。二〇〇七年、菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。二〇一五年(平成二七)没。

「2023年 『海軍こぼれ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿川弘之のおすすめランキングのアイテム一覧

阿川弘之のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『きかんしゃやえもん (岩波の子どもの本)』や『山本五十六 (上) (新潮文庫)』や『アンソロジーお弁当。』など阿川弘之の全365作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

きかんしゃやえもん (岩波の子どもの本)

1431
3.75
阿川弘之 1959年12月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

名作絵本。 1959年12月5日に第1刷、手許にあるのは第67刷。児童書や絵本にはロングセラーが多くありますが、中でも化け物クラスです。 妊娠が判明して... もっと読む

山本五十六 (上) (新潮文庫)

810
3.73
阿川弘之 1973年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もともと山本五十六が好きで、 たくさん本は読んでたんだけど、 阿川弘之さんの本は初めて。 すごくわかりやすい文章だなという印象。 下巻も楽しみ(⁠◍⁠•⁠... もっと読む

アンソロジーお弁当。

787
3.48
アンソロジー 2013年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ここ数年、テレビや新聞で食育の大切さを説くニュースや記事を目にする機会が多い。 そのたびに、「なんでぇ、子育てってのは両親揃ってするもんだろ。母の手作り... もっと読む

山本五十六 下 (新潮文庫 あ-3-4 新潮文庫)

662
3.73
阿川弘之 1973年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

真珠湾奇襲前の宣戦布告が外務省の手落ちで事後となってしまった点は、戦争の大義を巡る世論戦争上、如何にも勿体無い。 山本五十六の、好戦的な幹部へ自重を求め... もっと読む

大人の見識 (新潮新書)

613
3.23
阿川弘之 2007年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中西さんと違うところは、弊原喜重郎外相の外交を擁護しているように見えるところ。中国人による在中日本人の迫害に対し、軍を出兵させず「見殺しにした」「軟弱外交... もっと読む

雲の墓標 (新潮文庫 あ-3-2 新潮文庫)

502
3.95
阿川弘之 1958年7月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

十年以上前に読んだ本で、ふと思い出して読み返して、また泣いた。学徒出陣で特攻隊に組み込まれた人の日記という形式で終戦までの日々が語られ、時々彼の友人たちの... もっと読む

井上成美 (新潮文庫 あ-3-14 新潮文庫)

500
4.03
阿川弘之 1992年7月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

井上成美を知ったのは、第二次世界大戦の敗け方を組織論の観点から分析した『失敗の本質』だった。 彼は日本全体が開戦ムードに傾く中、徹底して非開戦を唱え、艦隊... もっと読む

アンソロジー ビール

445
3.28
伊藤晴雨 2014年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館に寄ったのが夕方だったからかな。 レトロなカバー写真に吸い寄せられてしまった。 潔いタイトルも好き。 この時期、軽く読めそうなものを選びがちです。 ... もっと読む

米内光政 (新潮文庫 あ-3-6 新潮文庫)

438
3.95
阿川弘之 1982年5月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

義実家が岩手県で、伯父さんから岩手出身の総理大臣が多いことを聞かされ、興味を覚えて読んでみた。原敬、斎藤実、米内光政、鈴木善幸。海軍畑が多いのは海が近いか... もっと読む

ぷくぷく、お肉 (おいしい文藝)

391
3.06
アンソロジー 2014年2月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

元気のない時、弱っている時、そんな時はお肉だー! ……と言いたいけれど、実はあまりお肉=牛肉が得意ではない。豚は牛より食べられる。鶏は大好物。 この本... もっと読む

カレーライスの唄 (ちくま文庫)

266
3.80
阿川弘之 2016年4月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2018年4月14日、読み始め。 2018年4月22日、読了。 著者の作品は、戦争に関するもので読みにくいという印象があった。 しかし、この作品は平易で... もっと読む

アンソロジーたまご

196
3.36
阿川佐和子 2025年3月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 私の娘は、1歳の頃、親子丼を食べて蕁麻疹が出たことで卵アレルギーが発覚し、食事制限をし、治療をしてきた。改善してきたことにより、小学校の給食は卵の除去を... もっと読む

春の城 (新潮文庫)

167
3.52
阿川弘之 1970年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

筆致がとても丁寧で、作者の作品に対する思いが伝わってきました。 特に、原爆の投下事、投下後の広島の悲惨な惨状の描写はとてもリアルで苦しくなりました。 智恵... もっと読む

二十世紀 日本の戦争 (文春新書)

134
3.51
阿川弘之 2000年7月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本のこの100年は「戦争の世紀」であった もっと読む

食味風々録 (中公文庫)

123
3.26
阿川弘之 2015年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトル通り食に関する短編、というより各10ページほどの掌編集 ほかと併読しながら毎日1編ずつ楽しんだが、どれもページ数以上の読後感があり、「文士」を自... もっと読む

日本人の矜持 九人との対話

101
3.38
藤原正彦 2007年7月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

・先人のすばらしい独創性に触れるところから、卑怯を憎む心、勇気、正義、忍耐、慈愛、誠実といった武士道精神やもののあわれといった美的感受性を身につけ、失った... もっと読む

お早く御乗車ねがいます (中公文庫)

100
3.71
阿川弘之 2011年9月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おもしろかったー。時刻表を読み込むマニアは昔っからいたんだなぁ。1958年刊。そういうマニアックなテツをちょっと一歩ひいたところから見ている阿川さんは、鉄... もっと読む

食味風々録 (新潮文庫)

95
3.34
阿川弘之 2004年3月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

美味しかった食べ物の話だが、絡んだ人のエピソードが楽しい。もっとも良かったのは巻末の娘との気のおけない対談。2019.2.10 もっと読む

空旅・船旅・汽車の旅 (中公文庫)

88
3.42
阿川弘之 2014年12月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

相変わらず文句の多い人だな、奥さん大変だったろうなー、と。 もっと読む

軍艦長門の生涯 (上) (新潮文庫)

87
4.05
阿川弘之 1982年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

開戦まではほんとにほのぼのエピソード満載。トンカツ用に飼ってた子豚が海に落ちたのを助けたら情が移ってもう食べられないとか。 もっと読む
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