ゼロくんのかち (岩波の子どもの本)

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  • Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001154023

感想・レビュー・書評

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  • 2分40秒☆

  • ロダーリって才人だなぁ~って感心しています。

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    「数字のなかでひとりだけ、なんの役にも立たないゼロくん。だれもいっしょに遊んでくれません。ところがある日、いちくんを誘ってドライブにでかけたら、道ばたでさんちゃんや、ななちゃんが、おじぎをするではありませんか! ゼロくんがみんなに一目おかれ、人気者になったわけは? 発想の転換のおもしろさを伝える絵本。」
    編集部だより 絵本
    https://www.iwanami.co.jp/hensyu/jidou/j1309/115402.html

  • 数字の中で一番小さくて何の役にも立たないゼロくん。
    自分まで小さく見られたら嫌だからと誰も遊んでくれない。
    ゼロくんほどではないけれど、いちくんも小さくてみんなからのけ者にされていた。
    ある日、ゼロくんはいちくんを誘ってドライブに出掛けた。
    すると、車を見た数字たちが次々と頭を下げていく。
    大きなななちゃんまでも。
    実は、ゼロくんが運転席に、いちくんが助手席に座っていたために数字の中では一番強い10に見えたのだった。
    それからというものゼロくんはみんなの人気者になって、誰もが隣を歩きたがるようになる。
    ただし、ゼロくんの右側を歩きたがり、ゼロくんが左手で手を繋ごうとするとみんな逃げて行ってしまうのだけれど。
    みんな仲よくくっついて3桁の数字になったり。

    発想の転換、めでたしめでたしなのだろうけれど、みんなのみんなの変わりようが現金であまりいい気持ちはしない。
    嬉しいような嬉しくないような。

  • う~。たまらんかわいい。

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著者プロフィール

1920年生まれ、1980年没。イタリアの作家、詩人、教育者。1970年、国際アンデルセン賞を受賞。20世紀イタリアで最も重要な児童文学者、国民的作家とされている。『チポリーノの冒険』『青(あお)矢号(やごう) おもちゃの夜行列車』『空にうかんだ大きなケーキ』『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』『猫とともに去りぬ』『ランベルト男爵は二度生きる サン・ジュリオ島の奇想天外な物語』『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『クジオのさかな会計士』などがある。

「2022年 『うそつき王国とジェルソミーノ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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