- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001155617
感想・レビュー・書評
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大事なものは目で見えない。心で見ることが必要。
キツネさんとのやりとりが印象的だった。
ただ、自分の心にはあまり変化がなく、冷たい人間なのかと思った。しばらく考えさせられる内容ではある。
内容(「BOOK」データベースより)
サン=テグジュペリ(1900‐44)生誕100年記念。世界中で愛読されている不朽の名作を、アメリカで出された初版本にもとづいて改訂した新しいエディション。巻末には、ニューヨークのモーガン・ライブラリーに所蔵されているサン=テグジュペリの草稿やデッサンの中から選んだ素描(淡彩)6葉を付しました。『星の王子さま』の創作過程をたどることのできる貴重な資料です。小学5・6年以上。
内容(「MARC」データベースより)
世界中で愛読される不朽の名作「星の王子さま」を、アメリカで出版された初版本に拠って改訂。ニューヨークのモーガン・ライブラリーに所蔵されている草稿やデッサンの中から選んだ素描6葉も巻末に収録する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
通してちゃんと読んだのははじめて。
「大切なものは目に見えない」ってフレーズより、私は「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしてるからだ」って言う方が好き。同じ意味なんだけど。
名作って言われてるのが良くわかる。
大人になって忘れてしまった心の豊かで純粋なことを教えてくれる。
大人になって読むと良さがしみじみ染みる。 -
何かに気付けそうで、じっくり読まないと手の中から抜け落ちていって気付けない、そんな感じだった。自分は王子様の言うおとななのかもしれないと思った。
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ちゃんと読むのは初めて。
巻末の訳者あとがきによれば、聖書の次に世界で読まれている本らしい!
本当に、読む人の状況、年齢や時代によって、様々な読まれ方がある、できる物語だと思う。
大人で、女性で、母親で、という自分が読むとどうか。
王子さまは自分の子供みたいに本当に可愛い。抱っこしたくなるくらいに。
王子さまのしつこいくらいの問いかけは、小さい子供そのままで、受け応える大人は、自分のようであって、忙しい忙しいと、ないがしろにしているときもあるな、と反省したり。
また、王子さまは、幼い頃には感じられていた、イマジナリーフレンドのようでもある。パイロットの男性にもかつてそんなお友達がいて、生死の狭間、極限状態に於いて、また再び感じられたのでは。
キツネと王子さまの会話は全部愛おしく、少し切ない。
大切な誰か(人以外でも)のために費やした時間が、その誰かをかけがえのないものにする。
かけがえのなさは、不安や悲しみも同時に抱える。
終盤、井戸を探して砂漠を歩くうちに眠ってしまった王子さまを抱き抱えるパイロットの心情は、子供に対して感じる気持ちそのままで、この場面が一番ぐっときたなあ。
小さな子供の頃にも読んでみたかった。 -
ずっと「名前は知っているけど読んだことのない名作」の一つでしたが初めて読んでみました。
率直な感想としては、「童話というにはずいぶん難しいんじゃないだろうか」という感じでした。一読しただけではどうにもつかめない部分が多かったです。
お話というよりは詩のような印象というか。
ただ名作というだけあって「星の王子さまの世界観」みたいなものは終始貫かれていると思いました。
あらすじや意味を追いかけるより、文章が纏うトーンに浸るのが楽しみ方としては良いのかもしれません。 -
小学生のころに、叔母にもらった。
何十年ぶりかで読み返したが、王子様の星を出発するあたりまでしか覚えていなかった。 -
題名と作者だけを知っていて、名作と呼ばれる『星の王子さま』をついに読みました。
花と王子さまが別れる場面や、主人公と王子さまが別れる場面なとても切なかったです。 -
再読
単純な分かりやすい
内容・文章でなく
哲学めいていて
深い事を言ってるようで
それが何だか気になって
読んでしまう
名作といわれるものは
どう捉えたらいいのという
少し謎(遊び)があった方が
良いのかもしれない
愛蔵版なので
挿絵等楽しめるのが良い -
彼氏が実家で発見した読んでみてって言われて。ミュージアムには昔行ったし一度は読んだことがあると思ってたが、初めてだった。この本にどういう感想を持てばいいのかも、どういう意図で彼氏が読んだら?って言ってくれたのかも、何もわからずにいる。子どもだから?大人になりすぎたから?