- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002710327
作品紹介・あらすじ
いじめや虐待など、子どもをめぐる社会状況は厳しさを増している。子どもを守るためにはどうしたらいいのか。今、欧米など世界的に注目されているのが子どもアドボカシー。子どもの声を聴き、その声を社会に向けて伝えることで、よりよい状況にしていく。長年、研究と実践に携わってきた著者が、具体的にその方法を語る。
感想・レビュー・書評
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『私は、子どもの声を聴き権利を守る活動という意味で「子どもアドボカシー」という言葉を使います。』
アドボカシー、という言葉を初めて知った。
子どもを庇護するだけでなく、子どもは自分の意見を言い、権利を行使できるような社会でなければ、というのは子どもの権利条約でも述べられているけれど、今の社会はまだまだ遠いし、私自身も未発達な子どもの代わりに考えてあげなきゃ、という意識があることを否定できない。
イギリスの事例には頭を殴られた気持ちだった。
一人の子どもの保護者としてはもちろん、多くの子どもたちが生きていく環境を作っている大人として、学んでいきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読する。
手元においておきたい。 -
イギリスの一つ目の事例に涙した。
自分には何ができるのだろうか、、、と考える。 -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1275670 -
「子どもアドボカシー」という言葉を初めて聞いた。子どもの尊厳を軽視する大人が世間のみならず、学校の中にすら溢れているこの国には必要な制度だと思う。
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アドボカシーという言葉を初めて聞いた。
子供の人権を守るという当然のことが、法制化された今、子供に関わる仕事をしている人間にとって知らなければならない概念だと思う。 -
「子どものため」と言いながら、本人は蚊帳の外で
議論されがちな日本の児童福祉。
(いじめ、不登校などへの対応も含む)
子どもの声を代弁する人がいて、それを
決定に反映させる仕組みを作ろうという提言。
概念の説明だけで終わっているので
具体的ノウハウが知りたいと思った。