歯車 他二篇 (岩波文庫 緑 70-6)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003107065

感想・レビュー・書評

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  • 「歯車」
    晩年の作品で、初期とは違って重苦しい印象。
    周りの死と火事、そして瞼を閉じても幻覚が見える。

  • 何を書いているのか、よく分からない。何に恐れて、何に絶望して、何がそうさせているのか結局わからないまま読み終わってしまった。
    こんな小説もあるのかと、不思議な感覚で溢れた。
    この本は、芥川でない無名の作家が書いても同様に評価されるのだろうか。

  • ドッペルゲンガーについて書かれている作品、という印象があり
    一度読んでみたかった作品。
    思ったよりドッペルゲンガーについて触れられていなかった

著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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