芥川龍之介のおすすめランキング

プロフィール

1892 - 1927。日本を代表する小説家の一人。澄江堂主人を号し、理知的だが簡潔平明な作風で、古典の説話文学を題材とする作品なども多い。『鼻』『羅生門』『地獄変』『歯車』『杜子春』など、誰もが知る名作を残す。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芥川龍之介のおすすめランキングのアイテム一覧

芥川龍之介のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『羅生門・鼻 (新潮文庫)』や『蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)』や『河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)』など芥川龍之介の全2109作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

羅生門・鼻 (新潮文庫)

6191
3.52

感想・レビュー

 収録作品は何れも今昔物語や源平盛衰記、宇治拾遺物語など平安時代の文学に題材を得て、芥川先生なりに解釈、脚色して新たな作品にしたもの。王朝物と言われている... もっと読む

蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

5868
3.75
芥川龍之介 1968年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芥川龍之介さんに出会えた作品。 短編集で一話一話が短いので読みやすい。 この人は、 凄く丁寧な言葉遣いだった。 このような言葉遣いの人は 初めてだったけ... もっと読む

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

2811
3.71
芥川龍之介 1968年12月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 芥川龍之介、最晩年の作品集。  「大導寺信輔の半生」という、冒頭の小説の書出しが好きだ。自叙伝的なものだと思うのだが、「大導寺信輔の生まれたのは本所の回... もっと読む

地獄変・偸盗 (新潮文庫)

2744
3.75
芥川龍之介 1968年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前回読んだ「蜘蛛の糸・杜子春」とはうって変わる世界観 うひゃーたまりません! 完全にこちらが好み♪ ■偸盗 偸盗…盗人団 京の都が荒れ果てていた頃、二人... もっと読む

羅生門・鼻・芋粥 (角川文庫)

1992
3.62
芥川龍之介 2007年6月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芥川が二十歳そこそこで書いた作品に触れ、只々、感嘆してしまう。 若い青年の書いた文章のわりに、大人びてというより老けすぎていて、なんだか生き急いでいるよ... もっと読む

蜘蛛の糸・地獄変 (角川文庫)

1404
3.74
芥川龍之介 1989年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芥川龍之介の短編集。 「袈裟と盛遠」「蜘蛛の糸」「地獄変」「奉教人の死」「枯野抄」「邪宗門」「毛利先生」「犬と笛」の8編。いずれも大正7年の作品。 全... もっと読む

羅生門 蜘蛛の糸 杜子春外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)

1320
3.84
芥川龍之介 1997年2月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初読と再読両方あったが、一通り読んだ。やはり今昔物語系の王朝物が好き。『羅生門』→背に腹は代えられない、『芋粥』→過ぎたるは及ばざるが如し、といったことわ... もっと読む

地獄変 (集英社文庫)

1246
3.70
芥川龍之介 1991年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

非常にビジュアル的。多くを説明しない文章から立ち上がる映像が色鮮やかだ。 もっと読む

侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫)

1168
3.58
芥川龍之介 1968年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『侏儒の言葉』 わたしは良心を持っていない。 わたしは度たび嘘をついた。 わたしは勿論失敗だった。 この頃の芥川は眠りにつく床の中でぼんやりと思い返し... もっと読む

藪の中 (講談社文庫)

921
3.89
芥川龍之介 2009年8月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

森見登美彦さんの著書新釈走れメロスの中に芥川龍之介の藪の中を題材に短編を書いていたので読んでみました。 私が読んでいた芥川龍之介の中ではより現実的な視点で... もっと読む

蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇 (岩波文庫)

853
3.89
芥川龍之介 1990年8月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

蜘蛛の糸:1918年(大正8年)。 エゴイズムを戒める教訓的な話だが、ラストが印象的。普通なら御釈迦様が説教するか、罪人が地獄に逆戻りした所で終わりそう... もっと読む

奉教人の死 (新潮文庫)

719
3.49

感想・レビュー

とてもチャレンジングな作家だったことを実感。関心の向く先も独特で面白かった。 もっと読む

戯作三昧・一塊の土 (新潮文庫)

714
3.54

感想・レビュー

芥川龍之介は「鼻」や「羅生門」など平安に材を取った作品が知られているけれど、江戸から明治を舞台にした作品も魅力的です。 「或日の大石内蔵助」は討入後、肥... もっと読む

地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇 (岩波文庫)

671
3.70
芥川龍之介 1980年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

藪の中;1921年(大正10年)。 上質なサイコミステリのよう。古今の推理小説を探しても、これだけシャープな短編は稀だと思う。無駄のない研ぎ澄まされた構... もっと読む

歯車 他二篇 (岩波文庫 緑 70-6)

664
3.70

感想・レビュー

芥川、晩年の作品。芥川の神経のすり減っていく様、精神のバランスが崩れていく様が描かれている。 産まれたばかりの自分の子を見て「何のためにこいつも生れて来た... もっと読む

〆切本2

590
3.40
森鷗外 2017年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一作目でお腹いっぱいだったはずなのに、二作目まで読んでしまった。 〆切りに苦しめられる作家さんたちの言い訳エッセイや詫び状たち。 私的な書簡・手紙など... もっと読む

河童 (集英社文庫)

515
3.56
芥川龍之介 1992年9月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芥川晩年の作品、短編集 印象的だった作品のみ抜粋 ■桃太郎 設定が面白い まず最初に出てくる「桃の木」 「桃の木」は古事記と絡める設定で以下と... もっと読む

芥川龍之介全集〈1〉 (ちくま文庫)

399
3.70
芥川龍之介 1986年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 読書力養成読書、4冊目。何人かの文豪の作品は、ちくま文庫の全集で買いそろえてあるので、これを読んでいきます。読書力読書としてカウントする冊数は、巻数に関... もっと読む

ちくま日本文学002 芥川龍之介 (ちくま文庫)

399
3.91
芥川龍之介 2007年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

こういう文豪の短編集の中だと「ちくま」優秀です。選びがいい。ただ代表作である羅生門と蜘蛛の糸が収録されてません。私は教科書で読んだし家にあるのでなくていい... もっと読む

蜘蛛の糸 (日本の童話名作選)

390
3.80
芥川龍之介 1994年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

絵本「オニのサラリーマン」(冨安陽子・著)で、「蜘蛛の糸」のオマージュ的展開が出てきたため、元ネタを知らない小4の娘に読み聞かせをしました。 絵本なので文... もっと読む
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