小林秀雄初期文芸論集 (岩波文庫 緑 95-1)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003109519

感想・レビュー・書評

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  • 学生時代、やたらに遠く、やたらに小難しく、うっとおしい存在だった小林秀雄。ようやく近づいてきた。私に向かってその文章が語りかけている(かのうような)気になってきた。楽しかったです。

  • 図書館返却期間内に読了できず。
    難解な批評書の中でも特に難しかった。なんとなく若さと矜持は感じることができた。内容はほとんど理解できず。残念

  • 古本屋でみつけた!ずっと欲しかった!
    ものすごくうれしい。今から噛みしめるように読む。

  • 読みたいでごわす

  • 屈指の日本語の才能にあふれた人物のその文章です。

  • -「自分の嗜好に従って人を評するのは容易な事だ」と、人は言う。しかし、尺度に従って人を評する事も等しく苦もない業である。常に生き生きとした嗜好を有し、常に溌剌たる尺度も持つという事だけが容易ではないのである-

    小林秀雄の文体は、単語の選び方が鋭く、リズミカルで、鮮烈な印象を読者に与える。多分、この本のどこを開いても、どの一文を読んでも、著者の文学、美への造詣の深さ、純粋な魂を感じるのでは。難しそうと敬遠しないで、手元に置いて、ちょっとした瞬間に、一文だけでも読んでみるとよい。

  • 緑95-1

  • 人生の師。

  • ネットで文壇ゴッコをやりたい人にお勧め。これ一冊読んできちんと理解できれば勝てる(笑)
    ※ランク付け反対のため常に★5

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著者プロフィール

小林秀雄
一九〇二(明治三五)年、東京生まれ。文芸評論家。東京帝国大学仏文科卒業。二九(昭和四)年、雑誌『改造』の懸賞評論に「様々なる意匠」が二席入選し、批評活動に入る。第二次大戦中は古典に関する随想を執筆。七七年、大作『本居宣長』(日本文学大賞)を刊行。その他の著書に『無常といふ事』『モオツァルト』『ゴッホの手紙』『近代絵画』(野間文芸賞)など。六七年、文化勲章受章。八三(昭和五八)年、死去。

「2022年 『戦争について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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