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- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003201701
作品紹介・あらすじ
江南の方臘は、宋江ら官軍となった梁山泊軍団にとって最も手ごわい敵であった。義を誓い合った兄弟108人の大半を失う大苦戦の末、ようやく方臘を生け捕りにして都に帰還する。しかし宋江たちを待っていたのは宋朝の廷臣たちの謀略…。
感想・レビュー・書評
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訳:清水茂
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遼軍に寝返ってしまえばよかったのに、と前巻呉学究が不吉なフラグを立てていたが、呉用先生には全部見えていたんだろうに。でも呉用先生は宋江について行き、彼が星が欠ける度嘆くのを慰め落ち着かせ続ける。宋江が選んだ道の所為なのに。健気だ。
方臘を捕まえた暁にも、最期は悪官に毒殺されるという。毒殺を悟り謀叛を起こさせない為李逵にも毒を飲ませ無理心中する宋江、そして宋江の墓の前で自ら首をくくる呉用と花栄、ああなんて幕引きだろう。結局本当に悪い奴にはアウトローは勝てないって物語の常かしら。
解説、七十回本と百二十回本との違いなど載せてくれて分かりやすかった。 -
108名の仲間が死に、30数名になって、宗江も最後は毒殺される。
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17-0
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2007/12/09
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