オー・ヘンリー傑作選 (岩波文庫 赤 330-1)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003233016

感想・レビュー・書評

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  • 簡単に展開が読めない1冊でした。どの話も素敵でしたが、『水車のある教会』という話が私は一番好きです。読んだ後ももう1度読み返したくなるような1冊です。

    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=39403

  • 最後の一葉等の代表作を含め、様々な作品が収録されており、とりあえずオーヘンリーを読んでみようというときには非常に良いと思います。
    国や時代の違いはあり、背景が理解しにくい場面もありますが、一ひねりされたストーリーの面白さは自分にもグサッと来るものでした。

  • さすがに世界中で読まれているだけのことはあり、どれもこれも面白い。どこかで、一度は聞いたことのある話ばかりであるが、まじめに読んだのは初めて。
    短篇集であるので、ちょっとした空き時間に読めるのも良い。
    手元において、読み返したい。

  • 初ヘンリー。ショートショートの巨匠だなと。年を経ても色褪せない精彩なアイデア。見事なまでの伏線。短いストーリーの中にひっそりと紛れ込む様は擬態動物さながら。ラストでガブっと噛みつかれ、それが心地よくもハッとさせられる。個人的にはホッコリとする温かいストーリーの方が好き。賢者の贈り物や最後の葉は既読であったが、何度読んでも感じ入るものがあるなー。登場人物のキャラクターや個性に頼らず、物語の流麗のみで読者を惹きつけられるのはすごいなぁ。

  • 2014.02.18
    堤先生から頂いた(=゚ω゚)ノ

  • O・ヘンリーの20の短編が収録された作品集。

    『最後の一葉』しか馴染みが無かったのでぐっとくるような優しい作品が多いのかと思えば、他作品は割とブラックユーモアがきいていて興味深かった。そしてどの作品もしっかりオチがある。
    様々な性格の持ち主の人物が代わる代わる登場するが、良くも悪くも”人間くさい”人物ばかり。100年ほど前の作品なので現代には見られない舞台や情景があるにも関わらず、何故か身近さを感じるのは魅力を感じられる登場人物たちのお陰なのかも。
    どこから読んでも楽しめる作品ばかりでした。

    ~memo~
    『最後の一葉』、『賢者の贈り物』、『改心』、『二十年後』、他。

  • 短編だから読みやすい。
    知っている話も多いが、知らなくても今でも楽しく読める。

  • 「最後の一葉」、「賢者の贈り物」しか知らなかったのでハートーウォーミングな話が得手の人だと思ってたら結構黒かった。「シニカル」っていうんですかね。メモ:懐中時計の鎖⇔櫛

  • 二日くらいで、だいぶ前に読了。サキに続いて兄に借りたもの。
    もう少し後味の悪いものばかりかと思っていたので、すんなり終わるものが意外と多くてちょっと拍子抜け。でも、読んでいる側の予想を裏切ってくれる感じはけっこう好き。
    一気に読むより、一日一篇くらいずつ読むほうがむいてたかも。

  • 「ねえ、ジョンシー、あれがベールマンさんの傑作なのよ――最後の一葉が散った夜、あの人はあれをあそこに描いたのよ」

    ‘The Gift of the Magi’と‘The Last Leaf’は有名

    オチが分かるやつと分かんないやつがあった
    そもそもすべてがオチてるかは分かんないけど
    翻訳の仕方なんだろうな、もっと読みやすいとよかったのに

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