暗黒事件 下 (岩波文庫 赤 530-0)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003253007

感想・レビュー・書評

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  • SFやミステリー以外の読書で、時間を忘れて読んだ経験はいつ以来だろう?ナポレオン帝政前後のフランスを舞台にした、王党派と共和国派の暗闘。没落貴族の復讐譚あり、間諜あり、法廷ドラマあり、史実あり、悲恋あり。変に自問的な部分が無いのが、この時代の小説の良さでは。

  • 反政府の一行は捉えられ、真相は法廷に持ち込まれる。ローランスは王党派亡命貴族たちの釈放を求めて、ナポレオンに会いに行く。ナポレオンは科目だった。裁判から30年が過ぎ、誰も知らなかった真実が暴かれる。そこにはタレーランやフーシェが仕組んだ緻密な策略があった。

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著者プロフィール

オノレ・ド・バルザック
1799-1850年。フランスの小説家。『幻滅』、『ゴリオ爺さん』、『谷間の百合』ほか91篇から成る「人間喜劇」を執筆。ジャーナリストとしても活動した。

「2014年 『ジャーナリストの生理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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