魅せられたる魂〈2〉 (岩波文庫)

制作 : 宮本 正清 
  • 岩波書店
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003255421

作品紹介・あらすじ

最愛の息子にも母の熱烈な愛は理解されない。第一次世界大戦が始まり、アンネットは男子中学の教師として地方へ。母の愛情と権威への屈服を拒むマルクは、不安、恐怖、汚辱の巷パリに残る。一方、シルヴィは娘を不慮の事故で、夫を戦争で失う。

感想・レビュー・書評

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  • この巻はいきなり登場人物が増えて人間関係整理するのに時間がかかります。
    アンネットは母としては元より女としても意外に活躍してくれます。
    それに反して息子との関係はますます冷えて行く。子どもが無邪気で素直…というのは、もしかすると大人の幻想なのかもしれない。と、マルクを見ていると思わされる。
    アンネットは女としては可愛げのない部類だろうけど、彼女の公正さには頭が下がる。この巻の最後のシーンは感動的ですらある。

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著者プロフィール

Romain Rolland(1866-1944)1866年フランス中部のニエーヴル県クラムシーに生まれる。1880年パリに転居。エコール・ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)卒業と同時に歴史の教授資格試験に合格。教鞭をとる傍ら戯曲や音楽評論を発表し、1913年に小説『ジャン・クリストフ』がアカデミー・フランセーズ文学大賞を受賞。1914年8月、スイス滞在中に第一次世界大戦が勃発、この地で戦闘中止を訴えた。1916年ノーベル文学賞受賞。戦後は反ファシズム活動に参加、第二次世界大戦中はナチスに抗しながら執筆を続けた。1944年没。代表作は他に『ベートーヴェンの生涯』、『戦いを超えて』、『先駆者たち』、『クレランボー』、『魅せられた魂』、『革命によって平和を』など。

「2015年 『ピエールとリュース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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