- Amazon.co.jp ・本 (106ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003261941
感想・レビュー・書評
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頭脳が足りなさ過ぎて難しかった。キリスト教の教えが正しいと思われるような部分も多くあるけどそれが真理かというとそうでもないような。人類が生きる上で法律が必要になって世の中をまとめるような制度になったと思うし…。けど、敵をも愛するのと処罰するのでは圧倒的な差があると感じた。極端に1つの宗教にのめり込むだけじゃなくて、自分が信じたいと思える道のいいところを見つけて生き方に取り込んで行けたらいいなと思った。
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何のために生きるのか?
どう生きるのか?
人生の根本に触れる書。
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原書名:Ходите в свете покА есть свет
著者:レフ・トルストイ(Tolstoy, Leo, 1828-1910、ロシア、小説家)
訳者:米川正夫(1891-1965、高梁市、ロシア文学) -
トルストイによる原始キリスト教の解釈?でしょうか。2人の対照的な登場人物のありようを通して、人間存在の意味を問うたものとみれば、キリスト者であるか否かを問わず、価値を見いだせる一冊。
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いや〜わからん。わからんぞ、トルチャン。キリスト教を信じない人間として、その教えや宗教性を噛み砕いて、自分の腑に落ちるまで抽象化したものを飲み込むことをよしとしたくない以上、このモヤモヤの後始末をどうしてくれよう。やっぱりまだ、疑い深い罪な羊でいいや。
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学生時代に友達がこぞって評価していたので購入したが、結局実際に読んだのはそれから約10年後となった。しかもカトリック信者として信仰を持ちながら読むことになろうとは。教会に通い出して段々神様に近づいていった自分の体験と酷似しているこの本、静かな感動と共にあっという間に読み終えた。教会で仲良くしているSさんに勧めてみようかな。それで語り合ってみたい
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(1967.05.05読了)(1967.01.21購入)
商品の説明 (amazon)
キリスト生誕百年後,ローマ帝国統治下のキリキヤを舞台に,二人の男のそれぞれに異なる求道遍歴の生涯を描いたトルストイ(一八二八―一九一〇)の名作.人生の根本問題を力強く簡潔に織りこんだ原始キリスト教時代のこの物語は,世の塵におおわれたキリスト教を純な姿に戻すことを使命としたトルストイズムの真髄を十二分に伝える.