祭の夜 (岩波文庫)

  • 岩波書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003271445

感想・レビュー・書評

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  • なかなかすごかった。濡れ雑巾を投げつけられたかのように、冷たくビターンと胸に貼り付いた。何か太宰治の「桜桃」「トカトントン」みたいーと思ったら、この人も自殺してた。
    レオーネ・ギンツブルグの立ち上げた出版社に入社。職を得るためにファシストに入党する。ギンツブルグが逮捕され、本人も逮捕島流し。
    そういう政治的に犠牲を得た人。
    作品は言わずもがな、「理由はないのよ、でも今日曇ってるから何か生きるのしんどい、足だるいし」そう言った感じの。。。なんだかねー、退屈してる女にはモテたりしてる。だからほぼ太宰。

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