本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003361320
感想・レビュー・書評
-
原書名:Meditationes de prima philosophia
著者:ルネ・デカルト(Descartes, René, 1596-1650、フランス、哲学)
訳者:三木清(1897-1945、たつの市、哲学)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
終戦後間もなく非業の死を遂げた哲学者・三木清が残したデカルトの省察の翻訳です。
うーん、注釈がないことも相まって、すごく難しい。理解したとは言えないですね。もっと研究が必要だ。 -
三木清遺稿訳本。
デカルトのオリジナリティは、命題の帰結よりもむしろ思考のプロセス、その強靭さ、執着心である。従ってこれが哲学である。現象学も実存主義もここから予見できる。それほど深い思考だ。
心身二元のわかりやすい説明は、感覚の誤謬と精神の不可分性であるが、本書とは関係ないけれど最近改めて感じるのは、セックスと暴力の心身合一で、フロイトのエロスとタナトスだ。
ポストモダンの超克への一歩。 -
2008/2/27購入
全4件中 1 - 4件を表示