- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004301134
感想・レビュー・書評
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01.20.2017 読了
類人猿の研究からヒトの子育てへのアプローチ。
絵本作家の中川李枝子さんが優れた書と推す一冊だったため読んでみた。
海部さんの「日本人はどこからきたのか」を読んでいたため、原人とホモサピエンスの相違などの予備知識がありすんなり。人類の起源はホモサピエンスか類人猿かの点で500万年ほどの違いがある。
ローレンツの刷り込みやハーロウの愛着など発達心理学の知識も登場し、懐かしく思えた。
サルの子育て、父親の関わりから、人はいかにして育てていくべきなのかの指針を示している。いくら技術が発達しても、自然との関わりは切り離せないもの。
最終章は筆者のライフスタイル論である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(1990.04.02読了)(1990.03.26購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
子どもを取り巻く環境から、ますます自然が失われつつある現代、ヒトの子育てもさまざまの新しい問題に直面している。人類学の立場から、サルの社会とも比較しつつ、自力で生きる能力の衰退、家族の変容など現在の状況をふまえて、人間の発達にとって自然の果す役割と、これからの教育はどうあるべきかを考える。 -
[ 内容 ]
子どもを取り巻く環境から、ますます自然が失われつつある現代、ヒトの子育てもさまざまの新しい問題に直面している。
人類学の立場から、サルの社会とも比較しつつ、自力で生きる能力の衰退、家族の変容など現在の状況をふまえて、人間の発達にとって自然の果す役割と、これからの教育はどうあるべきかを考える。
[ 目次 ]
1 内なる自然
2 発達と母子関係
3 学ぶ・教える・育てる
4 家族とは何か
5 文化と自然
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[ 参考となる書評 ] -
非常に興味深い内容で、楽しめた。