『七人の侍』と現代――黒澤明 再考 (岩波新書) (岩波新書 新赤版 1255)

著者 : 四方田犬彦

• 岩波書店 (2010年6月19日発売)

感想・レビュー・書評

[タカギさんの感想 · 2010年10月16日]

黒沢礼賛ではなく、冷静に論説されていてよかった。
時代背景の勉強不足なども指摘されていた。
批判、礼賛ではなく、何がすばらしいのかをしっかり見据えて書かれている。

著者プロフィール

四方田 犬彦（よもた・いぬひこ）：1953年生れ。批評家・エッセイスト・詩人。著作に『見ることの塩』（河出文庫）、翻訳に『パゾリーニ詩集』（みすず書房）がある。

「2024年 『パレスチナ詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」