ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌 (岩波新書 新赤版 1837)
- 岩波書店 (2020年7月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004318378
感想・レビュー・書評
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https://ameblo.jp/yasuryokei/entry-12611849338.html
https://yasu-san.hatenadiary.org/entry/20170915/1506141898
https://yasu-san.hatenadiary.org/entry/20141213/1418466001
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『赤い闇』のオーウェル
https://www.bunshun.co.jp/business/bungakukai/backnumber.html?itemid=229&dispmid=587 -
東2法経図・6F開架:B1/4-3/1837/K
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動物農場、1984、そしてそれらに収録されていた「絞首刑」「象を撃つ」といった短編でしかジョージ・オーウェルには触れてこなかった。全体主義が導く破局を鋭く告発する作家、という印象だ。おそらく、多くの人がそういう印象を持っているのではないか。
この新書は、200ページ超のボリュームに彼の生い立ちや事件、思想の変遷、そして執筆された作品群をとりまとめ、ジョージ・オーウェルという人物を立体的に描き出している。
オーウェルその人は、作品自体の偉大さゆえに本人の人となりも作品と等価に考えられがちだ。しかしここには"decency"に拘った一人の思想家の姿がある。 -
オーウェルの人生を辿りながら、その都度書かれた小説・評論にも踏み込む。バランスの取れている良くできたオーウェル入門書/伝記。
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2020年7月読了。