写真は心で撮ろう (岩波ジュニア新書 340)

著者 : 石川文洋

• 岩波書店 (1999年10月20日発売)

感想・レビュー・書評

[sohopaさんの感想 · 2020年11月22日]

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カメラをもつのがあたりまえになった現在、そのレンズは何に向けられるのだろう？友人たちの姿も、Vサインの笑顔のときばかりではないはずです。ちょっと意識を振り向けて撮った写真は、あとで貴重な記録に変わります。プロにも撮れない写真を、君が撮れます。
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1999年10月20日発行の本なので写真に対する感覚は、今とは比べられません。それでも、胸熱の写真が続きます。ベトナム戦争の写真紹介がメインなんですが、前半の壮絶なモノクロ写真に衝撃が走ります。すっごい、写真です。まさに心が揺れ動いてしまう瞬間でした。

まぁ、難しいことはともかく、楽しむための写真。後世に残す記録としての写真。カメラの付いたスマホを日常的に持ち歩く毎日だから、いっぱい写真を撮っていこうと思いました。

[ふうさんの感想 · 2006年1月16日]

簡単で読みやすく〔中学生むけくらい？〕１時間くらいで半分読んだ。おすすめのアマとプロの写真を見てみたい。戦場カメラマンはこんなに儲からないとは知らなかった。彼だけではないが、写真家になるまでの道がおもしろい。一番苦しみ集中したときにいい写真が撮れるという。技術は必要だがやはり心が大切なものをつかむのだ。後半の写真をまだ見ていない。

著者プロフィール

報道写真家

「2011年 『ベトナム検定』 で使われていた紹介文から引用しています。」