図書館へ行こう (岩波ジュニア新書 423)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005004232

感想・レビュー・書評

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  • <学生スタッフより>
    【図書館ってどんなところ?】

    図書館に行ってみたくなる一冊!
    今まで知らなかった図書館事情がふんだんに書かれています。
    (Y. O.)

    --------------------------------------
    所在記号:新書||015||タナ
    資料番号:10147845
    --------------------------------------

  •  高校生向けでしょうか。

     図書館の使い方のガイダンスとしては、大変分かりやすい内容になっています。中学生が読んでもいいかもしれません。

     本の中で紹介されている、日清食品の食の図書館は今度行ってみたいです。

  • 【目次】
    1. まちの図書館を探検しよう
    2. 本を読むということ
    3. 図書館を使いこなそう
    4. もっと知りたい 図書館のこと
    5. 図書館の仕事ー人と本をつなぐ
    6. 図書館は生きている

    【概要】
    図書館で受けられるサービスから司書のなり方まで、現役の図書館員が図書館の魅力を語った本。

    【感想】
    リファレンスサービスについて知りたくて読んだ本。
    お目当ての情報はあまり得られなかったけど、楽しく読めました。
    特に、物語を読むこと
    昔読んだ児童書が読みたくなってくる。

  • 図書館に行きたくなる本。
    本を読みたくなる本。

  • 岩波ジュニア新書、たくさんあるので少しずつ読んでいきたいと思っています。
    この本は図書館に通っている人はもちろん、これから活用したい人にも楽しめる内容でした。
    図書館大好きなので知っている部分もけっこう多かったんですが、よかったです。

    素敵だと思ったのは著者が美術館巡りのためガイドブックを見ようと立ち寄ったニューヨーク市立図書館でのエピソード。
    ガイドブックをメモしている様子を見た図書館員の女性が利用者カードを作るよう言ってくれたとのこと。
    旅行者でも問題ないと滞在しているホテルを住所にしてカードを作ってくれた対応はすごいと思いました。

    またドイツの図書館では3日延滞した少女が返却時にコインを渡したという話に驚きました。
    日本では謝ってすませることがほとんどだと思うのですが、こちらの図書館では他の人がその本を利用できなかったという意味で税金を返すという考え方だそう。
    国によって色々違っていそうで興味を持ちました。

    また本を選ぶポイントもいいですね。
    1 出版社が目安として表示している読者の対象年齢にそれほどこだわらなくていいということ
    2 自分に近い語り手や主人公の話をみつけること
    3 どんなジャンルのものでも、今、興味のあることが書かれている本をみつけるということ

    感想文について書かれている部分も共感しました。

    >感想文は、書評でも紹介文でもありません。あらすじや内容を細かく書く必要はないのです。読んだ人がどう感じたのか、ということが求められています。

    どう感じたのかは人によって違うから面白いということ。
    子どもの頃読書感想文はあまり好きではなかったけれど、今読書ブログが続いているのは自分の感じたことを気楽に綴っているからなのかな。
    感想文は読み終わってすぐに書かないというのも手紙と一緒ですね・・・納得でした。

    面白い本には簡単には出会えないというのも分かる気がしました。
    面白いと思う本は人それぞれ。
    結局、たくさん読むしかないというのは本当にそうだと感じました。
    経験を積むことが大事ということなんでしょうね。
    古典を読む楽しみ、好みのカラを破ることも必要、楽しみながら読むのが一番。
    読書だけに限らず色々なことに言えることだと思いました。

    図書館員の適性についても興味深かったです。
    ○本をよく読むか
    ○言葉の意味を辞書で調べたり、事典でことがらを調べることがあるか
    ○人の話をよく聞くことができるか
    ○自己中心ではなく、親切な気持ちで人と接することができるか
    ○あきっぽくないか
    ○めんどうくさがりやではないか

    上の二つ以外は仕事全般についても言える大事な点だと思いました。

    >一冊の本が、人を変えたり、生き方を決めたりすることは、めったにありません。でも、友だちや家族のなにげないアドバイスが、ときに役立つように、気持ちにちょっとした変化をもたらすことは、よくあることなのです。

    そういうお手伝いができる図書館員や司書の仕事はやっぱり素敵だと思いました。
    80歳を過ぎても読書を楽しんでいるという著者の母の話もよかったです。
    私も生涯現役で読書を楽しみたいです。

  • 購入日:20111025

  • 図書館に行ったことがない人にも、図書館マニアにもお勧めです。
    あまり図書館に行ったことがない人も、なんで図書館がつまらないと感じてしまったかは、
    いろいろ遠慮して、司書の人に質問しなかったからだということに気がつくかもしれません。
    学校へ行かない人が、図書館には行って、結局学校に行くようになったという挿話は、とても素敵な感じでした。一人ひとりを大切にすることが大切なことが分かりました。無理を押し付けたり、やりたくなさそうなことに誘っても、うまくいかないんですね。
    10進分類や、図書館の方々の苦労が良く分かりました。
    今度は、図書館の利用者の方が、同じことを書かれてくださると嬉しいかもしれません。
    まったく別の視点が分かるかもしれません。

  • [ 内容 ]
    図書館ではどんなサービスがうけられる?
    調べ学習で使うには?
    司書の仕事をしてみたい!
    ―図書館を最大限に活用するためのテクニックについて、まちの図書館員がていねいに語ります。
    読書の初心者でも達人でも、きっと今すぐ図書館へ行ってみたくなる楽しい入門書。

    [ 目次 ]
    1 まちの図書館を探検しよう
    2 本を読むということ
    3 図書館を使いこなそう
    4 もっと知りたい図書館のこと
    5 図書館の仕事―人と本をつなぐ
    6 図書館は生きている

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 杉並区立の図書館司書である著者が、図書館についてや読書について、中学生向き程度のレベルで分かり易く書いている。

  • タイトル通りの本です。<BR><BR>
    図書館へ行こう。じゃあ行く前に何を準備しておけばいいだろう。行った後は?本棚にはどういう並びで本が並べられているの?司書さんって?<BR>
    などなど、図書館を知り尽くすための本です。

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著者プロフィール

筑波大学第二学群生物学類で理学士,同大学院環境科学研究科で学術修士を取得。広島大学大学院後期課程生物圏科学研究科,University of Washington, Department of Psychology, Graduate Schoolに学び,早稲田大学人間科学部にて博士(人間科学)。専攻は異文化間心理学,健康心理学,社会心理学。現職は岡山大学学術研究院社会文化科学学域教授。主要著書に「留学生のソーシャルネットワークとソーシャルスキル」(単著,2000年,ナカニシヤ出版),「異文化間教育学大系・第一巻・異文化間に学ぶ「ひと」の教育」(共著,2016年,明石書店),「健康心理学事典」(共編著,2019年,丸善出版)など。受賞に日本健康心理学会本明記念賞(共同,1999年),日本社会心理学会島田賞(単独,2000年),第9回留学生教育学会優秀論文賞(共同,2018年)など。
主著に、『臨床社会心理学―その実践的展開をめぐって―』(共編著、2003年、ナカニシヤ出版)など。

「2022年 『異文化接触の心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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