- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005004713
作品紹介・あらすじ
戦争の放棄、人権の尊重、国民主権、地方自治など、世界に先駆ける日本国憲法。自衛隊が海外派兵され、改憲が声高に叫ばれるいま、憲法の成り立ちとしくみを積極的に学習することが大切です。憲法を理解するうえで、最適の入門書として読みつがれてきた本の最新版。
感想・レビュー・書評
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中高生向けに書かれたジュニア新書だけど大学を卒業した大人が読むべき一冊だなって思った!
人として、国という枠の中で生きていく中、生きていく人を守るものの基礎こそが憲法、正直全103条の憲法の中身を熟考・理解できていないけどおかしいことは何も書かれていない気がする。
9条のことや政教分離のことなど重要なところはいずれも優しく解説してあって助かり、個人的に印象的だったのは選挙の項目の選挙区のことで中選挙区制度ってゆう仕組みがこんなに大事なものだったことを今更理解できた。小選挙区制に切り替えた自民党の罪は重いと思うし、近々中選挙区制に戻ってほしいって心から感じた。
国民は憲法は不断の努力で保持する義務を負っている!
本当にその通りで常にそれを意識しなきゃって(今更大変申し訳ないけど)実感した次第であった。今のロシアのやり方が成功したとしたら、それこそが日本国憲法や今の平和や秩序の崩壊の始まりになるから、国を挙げて断固としてそれを阻止してほしい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
改憲論議が高まっているので、そもそも憲法とは何ぞや?と思い読んでみた。基本的なことを抑えるには十分な良書。
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いまいち、入ってこない。
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明治憲法と日本国憲法についてそれぞれの特徴、時代的な意義、解釈が記されている。憲法をどのように捉えてきたかという、解釈改憲、明文改憲の概念の解説があり、筆者の憲法改正への慎重な姿勢が見られる。憲法を変えるることよりも、国民が憲法を身につけることが重要である。
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憲法をこれから学ぼうという人にわかりやすい優しい一冊。
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[ 内容 ]
日本国憲法が生まれて約半世紀、自衛隊の海外派遣や改憲論議の高まりなど、日本は大きな曲がり角にきています。
今こそ憲法の意味を理解し、しっかり身につけることが何よりも大切。
本書はその親切な道案内です。
日本国憲法の歴史やしくみ、問題点を解説し、現在の視点からその意義を明らかにする憲法の百科事典。
[ 目次 ]
1 現代社会と立憲政治
2 日本の立憲政治のはじまり―大日本帝国憲法(明治憲法)
3 日本国憲法の制定
4 日本国憲法のしくみ
5 日本国憲法はどのように運用されてきたか
6 明るい未来を求めて
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
憲法についてなるべく中立的に書かれている本。
正確な資料が欲しい時には最適。 -
国民主権にはNation主権とPeuple主権がある。
フランス革命はNation主権を憲法原理としてうちたてた。
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憲法の授業のネタ本。教育実習の頃から現在までお世話になりっぱなし。日本人なら一回は読むべし。