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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005007455
感想・レビュー・書評
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いい言葉が確かにある。でも引用元がすでに手に入らないものもあり、ここに挙げられたことばの元をたどることが難しいので、ひょっとすると向上心のある方には、逆に物足りなくなるでしょう。名言は、やはり手に入る原典から。それがよいと思います。
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この手合いの本って教条的であんまり手にしないのだけど、ニーチェの『力への意思』からに釘付けになった。
「いかなる事情があろうと、学校で適切な時期に、生徒に厳しい規律を与えることである。難しい学校はいい学校として他の学校から区別される。そのような学校では生徒への要求が多く、要求水準が高く、上々の成績や飛び抜けた成績を取ってもごく当たり前のことのように扱われ、したがって生徒が褒められたり教師が甘い顔をしたりすることはまずなく、叱り方は事実に即して手厳しく、才能や家柄も顧慮せずに、大声でなされる。どう考えても、このような学校こそ必要である。」
現在の社会情勢がこれを許さないのだが、教育水準を保つには、どこかで厳しさが求められるんじゃないかな。
さらに次の言葉を100%肯定する。
ゲーテの『箴言と省察』から
思索する人間の最高の幸福は、探求できるものを探求しつくし、探求できないものを静かに敬うことである。