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- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006000417
感想・レビュー・書評
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日本を代表する経済史学者・大塚久雄によるヨーロッパ経済史の概説書。とはっきりと言えるような構成ではなく、なぜヨーロッパにおいて資本主義が形成されたのか、というヴェーバー的問題史的視点から経済史を論じている。産業資本にのみ資本主義成立に対する独自の意義を認める見解には、今日ではいろいろな批判が存在するだろうが、方法論的にこの本はいまだ社会科学的必須教養だと言えよう。
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資本主義の生産様式への変遷を解説している。
封建的生産諸関係から移行していき、資本主義の発達(=産業資本の形成)までを理解する上で役に立った。
歴史に学び、これからの世界ではどのような生産様式(または非生産様式か?)になっていくのか、ということを考えていきたい。 -
『社会科学における人間』(岩波新書)もおすすめ。
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