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- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006021344
感想・レビュー・書評
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工藤直子の詩は一読ほのぼのしています。しかし何度も読むうちに、地面にしっかと足を広げて立つような力強さを感じます。そしてその向こうには「何故」「どうして」という、あらゆるものへの問いかけや思案する心が見えてきます。
そんな詩が生まれる瞬間の情景が、幼き日の思い出とともに描かれています。
まだ充分に言語化できなかった、あの日の想いを詩に託す。言葉にできなくとも心の中で動き回るあれこれ。子どもだって感じ取っているのです。その子どもの想いを代弁するかのような詩だから、子どもたちの共感を得るのでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示