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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006031664
感想・レビュー・書評
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話し…蒲田が歩んできた労働者としとしての話し。高度経済成長でのトヨタやら新日本製鉄やら。そして最終的に労働組合や、対馬での公害の話しに展開されていく。基本的になぜこの道に進んだかということが述べられている。
感想…今仕事をしている身として、そして仕事を探している身として勉強になる。仕事を通して人間とは?生きるとは?そういうことを考えさせる。
筆者の出稼ぎ労働者からフリーライターに至るまでの大まかな流れ。
オレも工場で働いていたから、話が分かることが多かった。もちろん今とは違いハンパじゃなく働かされていて、その辺りは同情の余地がなかった。
ロボット?囚人?
労働をして金をもらうということはそういうことなのであろう。
感情などはあまり関係なく、扱う身、雇う側としてはロボットみたいな人間が一番いいのではないだろうか。
今、自分が働いている見地から、もっと自分のいるところを知るべきだし、もっと自分がいたいところを探さねば。
そして何より筆者も一生懸命探していた。詳細をみるコメント0件をすべて表示