- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022500410
感想・レビュー・書評
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2020/03/04読了
#このミス作品14冊目
阪神大震災が起こったまさにその日
警務課長が失踪するという話。
地震対策そっちのけで
本部長、各部長の名誉とメンツを
守るがための内部分裂。
横山秀夫ワールド全開。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
横山秀夫の作品で泣きたくて、この本を手にした。しかし、「64」での号泣を再現することはできなかった。残念。
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N県警の警務課長が失踪した。その真相を疑心暗鬼になりながらも追っていくN県警の6人の幹部の物語・・・。
面白かった!長編だけど飽きさせない展開はさすが横山秀夫。この人の警察小説はハズレが無い。本書でも6人の幹部の心理を非常にきめ細かく描き込んでいる。保身と縄張り意識等の描写も、読んでいて退屈させない筆致。人が何人も死んだり大きな事件が有る訳ではないのに、一人の警務課長の失踪を軸に、ここまでストーリーを展開できるとは・・・。
個人的には、警務部長の若奥さんが「?」な存在だったけど、余裕の☆4個。 -
組織人という足かせを持てあましたり、もろともしなかったり、自己の信念と折り合いをつけながら真実に迫っていく・・。横山ワールドが好きな理由のひとつです。何かを背負いつつ、譲れない一線を守る寡黙な男たちにちょっと胸キュン。
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最初と最後を読んで、途中です…
人物関係が複雑で、最初の掴みはあるのですが、後はダラダラと。少し余裕ができたら、最初から最後までじっくり読もうかなぁと思います。 -
途中までおもしろかった。最後拍子抜け。
誰にも感情移入できない。強いて言えば堀川かな?失踪した不破を心から心配しているから。でも、そんな堀川も奥さんから見れば、亡くなった息子のことしか見ていない身勝手な男らしい。結局誰もかれも自分勝手、自己中心的で共感できない。
図書館のリサイクル図書で入手した本。リサイクル図書って、何かしら問題があるよな。おもしろくないとか、後味が悪いとか、暗い話とか。 -
某県警の人間模様。
キャリアとノンキャリアの確執
キャリア同士、ノンキャリア同士の足の引っ張り合い。
警務部という部署を初めて知る。 -
揺れるはずが揺れていない不自然さ、怖さ。