セゾン文化は何を夢みた

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  • 朝日新聞出版
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022505385

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  • 自分は何に拠っているか、考える。意識はしていなくても、何かに衝き動かされた誰かの吐いた息を吸って何かを得たつもりになって成長した気分になってそしてそんなことが繰り返し繰り返し少しずつあって、ああ、いまの、いまのところの自分になっているのか、と考えたりもする。
    いまの、現代美術だら現代音楽だらサブカルチャー/メインカルチャーの関係性だらを考えるときに、それらの場所でいま一線を張っているひとらが影響を受けているだろう、と思われる「セゾン文化」なるものについて書かれた本。

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著者プロフィール

1958年生まれ。ライター。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業。「アサヒ芸能」「週刊朝日」「週刊エコノミスト」などで連載をもつ。ラジオ「ナルミッツ!!! 永江朗ニューブックワールド」(HBC)、「ラジオ深夜便 やっぱり本が好き」(NHK第一)に出演。
おもな著書に『インタビュー術!』(講談社現代新書)、『本を読むということ』(河出文庫)、『筑摩書房 それからの40年』(筑摩選書)、『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)、『小さな出版社のつくり方』(猿江商会)など。

「2019年 『私は本屋が好きでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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