天海の秘宝(下)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022507648

作品紹介・あらすじ

謎の辻斬り、人を襲う不死身の犬、さらに残虐さを増す凶盗一味。不穏な状況の中、異能のからくり師法螺右衛門と天才剣士・病葉十三の探索は続く。やがて二人は江戸を守護した伝説の怪僧・天海の遺した"秘法"とかかわりがあることにたどり着く。だが"秘法"の正体と在り処は、依然として分からない…。

感想・レビュー・書評

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  • 2010.12.08(118) そのまま夜なべして読むがドラエモン落ち。途中で未来から来たタイムトラベラーであることはばればれ。更にパラレルワールドとは。なんかぐちゃぐちゃ。広げるだけ広げて実は夢でした、みたいな話し。

  • 考えられたストーリーなのだが、途中からSFものとなり面白みが減った感じ。

  • 時代ものかと思ったらSFでした。
    ら獏さんらしい作品。
    あとがきに少し、寂しくなる。

  • 課題と思っていた場面の時間関係は、どうやらワザとらしいということが終盤になってわかりました。
    時代小説かと思っていましたが、そのジャンルに変更されましたか。斬新でした。

    ストーリーからして法螺右衛門・十三コンビが再び現れることは非常に低いと思いますが、できることなら、もう一度、読んでみたいです。(ないよなぁ・・・)

    夢枕さんの別シリーズにもまた期待します!

    ※しかしぃ、この小説は天海である必要があったのでしょうか?
     それだけが解決できない疑問でした。

  • 天海の秘宝は雨宮家の井戸に隠されていたのだが、それはお宝ではなく、タイムマシンであり、宝を守っていたのは武蔵だという
    このあたりですでにSFになっている
    なんでも大黒星が地球に衝突するのを避けるため、未来の吉右衛門が彗星の中身を過去へ移して軌道を変える事を思いつき、船を隠す手段を天海に化けて実行したということらしい
    時空軸とか複数の吉右衛門とか、なんだか思いつきで苦しいが、獏ちゃんらしいノリで話が完結して本当によかった
    これ以上未完の長編は増やさないでほしい

  • 江戸時代~未来SF

  • 貘氏らしく、軽快で読みやすい。


    上巻までは楽しく読めたのだけど。


    まさかまさかの展開で、やりすぎな感じ。


    SFかよ?って思わずつっこみ入れたくなるw


    まぁそういうところが貘氏なのかなー。


    ちょっと期待ハズレ。

  • 上巻で江戸時代の伝奇物と思ったのだけれど下巻半ばからタイムトラベルSFになってしまった。
    どのジャンルとしても中途半端ですっきりしない。

  • 終わり方が気にいらないな~。漠ちゃんどうしたの?

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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