頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022518958

作品紹介・あらすじ

★★★70万部突破のベストセラー、8年ぶりの新刊!★★★あなたを振り回す厄介な「アホ」とどう向き合うべきか?世界で活躍する著者が、実践的な「アホ対策」を伝授。他人に振り回されず、自分の人生を取り戻すための戦略書。【CONTENTS】●アホとの戦いは消耗戦であると心得よ●アホにムカついても平静を保つための技術●お人好しをやめることでアホを近寄せない●アホを躍らせて正面対決を避けろ●アホを観察すると自分が成長する●アホに囲まれて自分を見失いそうになったらーー●アホに振り回されないリーダーになるには?●有害なアホから身を守る「モビリティ」のススメ……etc

感想・レビュー・書評

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  • アホ本第2弾。第1弾も読んだはずなのに、3月までの職場ではアホが沢山いてメンタルやられていた。もっと早くこの第2弾を読みたかった。4月からは職場が変わったので、アホから離れることができたが、思い返せば結構上手にかわしていたのでは?とも思える。
    今回一貫して述べていることは、「他人のではない自分の人生を大切に生きること」自分のことに集中していればアホに惑わされないし、自分自身がアホにならない。
    今の職場は、「リスペクト」「親切」「楽しむ」をみんなが心がけている気がする。もしかしてみんなでアホ本を読んだのか?と思われるほど。
    あと、「ゆっくりは速い」をこれから意識したい。激務なので仕事の速さが問われるが、この1ヶ月はあわてていたように思う。結局直しがあり無駄にしたものも多いな〜と反省。

  • 内容がとても具体的で、ためになる。

    ここで述べられているアホとは、人間が小さく、プライドが高く、弱い者を見つけて嫌がらせをしたり、マウントを取ろうとしたり、不快な関わりになるような人たちのことで、頭が悪い人という意味ではないらしい。

    自分の人生がど真ん中にあればアホなど気にならない、自分の人生に向かってコツコツ努力してきた自信からくるオーラがアホを寄せ付けないコツ、戦略的ちょいギレが効果的、など、そういう人に悩まされたことのある人には、うんうんとうなづくことがたくさん書かれている気がする。

  • 「威張るのがアホ」「偉そうにしているのは間違いなくアホリーダー」には激しく共感。いますよね、仕事の成果より自己顕示欲を満たすことを優先してるアホ。

    ついついなんとかして思い知らせてやりたいと考えがちなのですが、この本によれば基本的に感情を一定に保ち、アホの言動に踊らされないことが大切とのこと。

    また、自分がアホにならないために大切なこと(リスペクトを忘れない、ゆるくしなやかに生きる、など)も書かれており、それら多くのポイントに納得しまくり。

    ただ、内容としては具体的な解決策よりも、方針的なものが主だったように思います。なので、この本は問題解決を目的として読むより、周りにいる困った人たちをこの本で言う「アホ」と照らし合わせて、「やっぱりあいつアホやったんや」と溜飲を下げる目的で読むのが良いのではと思ったりしました。

  • 強烈なタイトルに惹かれて購入しました。
    今まで色々な自己啓発本を読んできましたが、
    それらの要点をうまくまとめている内容だと感じました。
    なにより、政界に進出された方が執筆した本ということで、色々な苦労をされたということがひしひしと伝わり、政界の裏側も知ることができて面白かったです。

    自分の心を強く持ち、芯があればアホを寄せ付けないと思いますが、
    アホには少しでも弱いところを見せると、わずかな隙間を狙って侵入・邪魔をしてくるので、
    自信があるフリをしたり、必要に応じて迎合したりと、処世術を多く学べました。

  • ・感想
    バカには付き合わない。理不尽にきれず感情を一定に保つようにすること。仕返しは評価で。これはマスト。

    ・Todo
    感情を一定に保つことが大事。
    自分なりにこんなことを考えています。
    今、こんなことをしているんですよと頑張りを周囲に伝えていくこと。
    隙間時間で勉強し続け、会社では実績作りに精を出す。
    耐えてキレるのは不信感を抱く。
    穏やかにトーンを変えず、堂々と理路整然と表明して反対意見を述べること。

    アホに囲まれたらまず観察する。
    そしてどうしてもやばかったら環境を変える。

    会議に呼ばれるのはとにかく会議の議題について自分なりの答えを持ってくることを求められている。

    ★過去の最悪のミスでその人を判断しない。
    ★人格者ふうになるため瞑想する。
    ★自分と異なる意見は貴重
    ★嫌なことは自ら積極的に挑め

  • 参考になりました。

  • 威張るのがアホで、感謝する人が成功者

  • 書籍の中で、前著を「アホ本」と連呼されているので笑ってしまう。(笑)

    今、まさに社内で訴えを起こしてしまっており、まさに著者の本意から反する「戦ってしまう」という状況に陥っています。
    社がよくなることを信じて…
    自分の二の舞となることが起きないようにと信じて…

    今一つ、「戦うべきときはどういうときか」がわかりにくい…というよりは著者の「基本は、アホと戦っても自分の疲労に対して得られる効果を考えるとお勧めしない」という論調には変わりない。

    励まされる個所も多かった。

    明日からまた、頑張ろう。

  • アホと戦う無駄は避けるものの、アホを跋扈させない強さをチラ見せする必要性に同感した。

  • 私を読書好きにしてくれたのが、4年ほど前に読んだ前作「アホ本」でした。それの続編になるので、復習を兼ねて読むことができました。

    ① 自分の人生の最後の瞬間を思い浮かべてみる。「本当に自分の人生を生きてきただろうか?」という問いに、「イエス」と言えるように、今の生き方を考える。
    ② アホとの戦いは「消耗戦」であることを心得る。
    ③ アホには「反応しないこと」が一番。毅然たる姿勢を見せながらスルーする。
    ④ 余計なことは言わない。「感じよく、沈黙に耐える」技術を身につける。
    ⑤ 威張るのがアホ、感謝するのが成功者。
    ⑥ 完璧で無いから進化できる。不完全なのは、どの方向にも進化できる余力が残されているから。

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著者プロフィール

田村耕太郎(たむら・こうたろう)

国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院 兼任教授
米ミルケン・インスティテュート フェロー/一橋大学ビジネススクール 非常勤講師

早稲田大学卒業後、慶応大学大学院(MBA)、デューク大学法律大学院、イェール大学大学院各修了。オックスフォード大学AMPおよび東京大学EMP修了。

証券会社社員、新聞社社長を経て、2002年に政界入り。10年まで参議院議員。第一次安倍政権で内閣府大臣政務官を務めた。日本人政治家で初めてハーバードビジネススクールのケース(事例)の主人公となる。

その後、イェール大学研究員、ハーバード大学研究員、世界で最も多くのノーベル賞受賞者(29名)を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を歴任。他、米国、シンガポール、イスラエル、アフリカのベンチャーキャピタルのリミテッド・パートナーを務める。

「2023年 『地政学が最強の教養である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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