- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806145738
作品紹介・あらすじ
圧倒的なバイタリティを持ち、世界を舞台に活躍する著者が、「世界を知り、最悪を想定し、準備をした者だけがこの社会で戦える」を合言葉に若者達に向けて海外でも通用する人間になるための行動原則を伝える一冊。読むと、今すぐ動き出したくなる自己啓発書!
感想・レビュー・書評
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おそらく1月に読んだ本の中でマイベストになろうと思われる一冊。
これを読まずして、何を読む?というくらいにイイ本です。
これから差し迫ってくるであろう本当の意味においての
グローバル化に対して僕たちがどのように対応すべきか?、
そのヒントがこの本の中には詰まっています。
決して簡単なことではない、
でもやらなければ死や衰退が待っています。。
そうならないためにも、著者は「準備」の大切さを説いています。
英語、古典、健康、タイムコスト…気にすべきことは膨大で、
決して生易しいものではありません。
しかも、(それらの能力は)あって当然のモノ、
言い換えると、あくまで単なるスタート地点で、
そこからが勝負という厳しい世界です。
それでも、この本を参考に準備をして、
迫り来る危機に対応するのか、
それとも安穏と生活し気がつけば
這い上がれないくらいの谷底に落ちているのか、
選ぶのは自分自身。僕は前者になりたいと切に願います。
この本が好きな人は、是非「君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?」も!
※君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4838724462#comment詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書を手に取ったあなたが、『まだ自分の限界を感じたことがない学年トップ成績のティーン』なら、本書をバックパックに入れて世界に旅立てば良い。
もし僕のような、スイモアマイモ、自分の人生のサイズ感も知っている大人ならば、本書を読み進める内にスネ夫の自慢話に付き合わされてるような気分になるかもしれない。別世界過ぎるよ、と。 -
オーディオブックにて視聴。
失礼ながら田村耕太郎氏のことはこれまで存じ上げなかったが、なるほど長らくグローバルに活躍されている方が、自らの経験に根ざして「準備」の大切さを説いている本書は、かなり耳に痛い。
僕のいる通信系のシステム業界でも、グローバル化の波は容赦なく迫っている。お客さんは日本人でも、グローバル調達で競合他社が海外だったり、規格や標準は全て英語で書かれている。海外の開発部隊と一緒に開発することは日常茶飯事だ。
そして、今、自らの「準備不足」を痛切に感じて居る。
Plan for the worst.Hope for the best.
(最悪を想定して準備する。最大限の準備をした上で最善を期待する)
本書を貫く姿勢だが、兎に角この本は色んな角度から「準備」の大切を説く。
いくつかポイントを書き残しておく。
(オーディオブックを聴いた記憶から書き起こしているので、過不足あり)
・英語はできて当たり前
⇒目標はTOEFLにすべき
⇒読むのに飽きたら書く。沢山書くことが話す力になる。
・「リベラルアーツ」を身に付けよ
⇒古典を読むべし
⇒宗教や歴史の知識を付ける
⇒センスの良い場所に行ってセンスを磨こう
・身体を鍛えよう
⇒海外ではマッチョがモテる
⇒健康が全ての資本であり、成果の源泉
・考える力を身に付けよう
⇒人の10倍考えて、考える力を付ける
⇒考える材料の知識を付けることを大事にする
⇒考えるフレームワークを身に付ける
・正しい情報を仕入れる仕組みを作る
⇒海外の英語メディアをクロスチェックする
⇒各地に信頼できる知人を作る
⇒メディアは盛るので、どれぐらい間引くべきかを常に考える
・自分の能力をマネタイズする力を付ける
⇒ブログを書くことも有効
数ある仕事の中では、グローバル化しないものもあると思う。しかし、様々な業界でグローバル化は着実に進んでいるし、縮小する日本市場の中で生き残りを賭けて海外に進出する企業は、今後も増え続けるだろう。
日本では詰め込み教育、受験戦争は過去の物となったが、世界ではかつての日本以上に詰め込み教育、エリート教育が行われている。今後、僕らは否応無しにそういったグローバルな人材と対峙し、競争をする必要に迫られる事になる。
できればこの本はこれから社会に出る世代に読んで貰いたい。僕ら世代の多くは、今将にグローバル化の波にさらされながら、準備不足を埋めに掛かっているが、同じ轍を踏む必要はないだろう。
学生時代に、リベラルアーツと自分の専門分野の知識をしっかりと身に付け、語学力を磨いておくことで、不要な苦労を避け、一段高い活躍ができることだろう。 -
ネットでサマリ…というか目次だけ読んで共感しまくり、これは読まないと!ということで即買い〜そして読む。
これから世界は、日本は凄まじい勢いで変わっていくよ!(根拠はデータから)
だから準備せよ! 英語、教養、感性、共感力、身体…強化すべきものは沢山ある!(著者の実体験や、海外動向から)
といった内容になっています。(賢い人はとっくにやってきてることばかりなのでしょうが…)
本書はグローバル化前提。その是非を論ずるものではありません。
個人的にはグローバル化にネガなんですが、もう止まらないでしょうし、昨夜も日本の2013年春分のホロスコープチャートを読んだら「もうそれで確定だから」みたいなことが書かれていたので、それを止める方法を考えたりしている場合ではなく、僕みたいな半端な学歴と実績の人間は準備を加速しないとヤバそう…。まもなく40代、50代に突入する人たちも対象になるのは勿論、僕らの子供世代は当然対象になわるけで、僕らはここに書かれているようなことを実践し、子供にも教えたり誘導してあげることが必要だと感じました。(この本は10代が読むべきとも思う)
僕は想定することが得意な方でしたが、最悪を想定しすぎるのかなぁ…と疑心暗鬼になっていました。が、この本でやはり最悪想定は◯と判断しました。それは歴史が語っていますし、最悪を想定しそれに備えた方が良いに決まっている。備え項目は自身を成長させることばかりなので何一つ損はないし。(注意すべきは、それをネガティブに表現しないこと、かな)
新月のタイミングでこれを読み終えたこともあって?今後への取り組み方が更に絞り込めた一冊となりました〜。 -
一貫して、様々なことに対して準備をすることが重要であると書かれていた。この1冊で君ワクと同様に全てのことに対してやる気が湧いてきたのだが、特にChapter2のタイムコスト意識を持つことの重要性、世界の宗教や科学に対する知識を付けることが大切であることを説いていた所が強く印象に残った。
タイムコストを意識することで自分の今まで気付かなかった無駄な時間というのを冷静に判断でき、省ける。これは今の自分にとってとても重要だと思う。ここの部分は常に意識しておきたい。
そして、世界の宗教や最先端科学、スマホや様々なテクノロジーに対して知識を蓄えておくことは本当にこれから大切になっていくんだなと痛感した。
本の中で紹介されてるいくつかの文献のなかからいくつか選んで、これらのことに対する知識を少しずつ深めていきたいと思う。
あとはやはり行動するだけ。徐々に徐々に。常に意識しておこう。読んで良かった。 -
【グローバル志向の方へ】
話題の本だったんで読んでみました。
著者の田村耕太郎さんは世界で活躍されているビジネスマンということで、世界と日本の働き方の常識の違いが紹介されています。
最初から最後まで一貫している主張は、「最悪の事態を想定して準備をすること」。
世界のどこの国が今後主要になっていくのか。
どういう人材が求められるのか。
スペシャリストとリベラルアーツの関連性
などの話によって構成されています。
これから世界に出てバリバリ働きたいって方や今の自分に迷っているという方にはオススメの1冊です。 -
準備の大切さを解いている本。
まず冒頭に「常に最悪を想定せよ。最悪を想定することと願うことは違う」と。あれ、どっかで聞いたことあるな。キャッチャーやってるときに聞いたことがあるような気がする。
twitter見てると日本の危機を煽るツイートを目にはするけど、日本にずっといるだけじゃ最悪の事態に向かってることに気づかないですよね。ぬるま湯に浸かってるってよくいうけど。
あと考え抜け、とか科学の知識を持て、とかってのはルーティンにしたい。自分の仕事が変わってひしひし感じているところだったので。
まさかのプログラミングについても言及されていた。オブジェクト指向がトレンドだと。
最近身体を鍛えるのも毎日できてないな(´・ω・`)朝型も去年ほんの少しだけやったのにやっぱりできないな(´・ω・`)
自分のやりたいことがこの本に凝縮されてる。できてるかというと別だが。ほんとに人生何事も準備だよね。ほんとに。。 -
今、そしてこれからの日本人にとって必要な準備の大切さを教えてくれる本。また、著者が世界を体験しているからこそ、その実体験を踏まえた説得力ある文体となっている。
世界にうってでていくために準備すべき課題は多岐にわたるが、限られた時間の中で何を捨て何を選んでいくのかが今後の自分にとって大きな課題となる。まずは自分の立ち位置・現在の状況、そしてこれからのありたい姿を考えた上で、だからどうするのかということを考えていくべきだろう。加えて、会いたい人も、読みたい本も、やりたいことも、と欲張りだからこそ、それを効率よくやってくためには何よりも準備が大事になってくる。終わってから後悔しないためにも、自分のできる準備を一つ一つこなし、一貫した行動原則とぶれない軸、そしてポジティブな気持ちで日々を過ごしていきたいものである。