大蔵支配: 歪んだ権力

著者 : 朝日新聞経済部

• 朝日新聞出版 (1997年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

大和銀行事件、住専処理問題、さらには高級官僚の不祥事-「官の中の官」大蔵省の実態を検証する。

感想・レビュー・書評

[袋 トメ男さんの感想 · 2007年4月9日]

1997年の本。あとがきの「官僚が政策の失敗の責任を負うことは、この国ではほとんどといっていいほどない。」という言葉はその通りかもしれないが、では他国では行政が政策の失敗の責任をとっているのか？政治家は、司法は、メディアは失敗の責任をとっているのか？という観点が抜け落ちていないだろうか。天下りの必要がないように、民間並の待遇をすればいいのに。