マダムの幻影

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022574299

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  • フランス革命は流れが速く、いまだにはっきりわからないことや、はっきりさせたくないことが沢山あって、作家には宝の山だろう。マリー・アントワネットの娘で革命を生き延びて長生きしたマダム=マリー・テレーズ・シャルロッテ・ド・ブルボン、ああ長い名前。彼女には元から為政者としての自覚はなく、芳を追われたばかりの公主孫紹のような人間である。話の進め手であるルナールはホストの成れの果てのような男で作者の好みである。と言うわけで作っている本人はとても楽しんでいるようだが、出来はいまいち。

著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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