- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022579690
作品紹介・あらすじ
『宮尾本』を生きた女性たち、その生き様を、著者自らが物語にそってやさしく紹介する。
感想・レビュー・書評
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女性側から見る平家物語、いいですね!
もう一度宮尾本『平家物語』を読みたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016.05.12
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宮尾本平家物語を読まないで、先にこちらを読んでしまったのでどこか不完全燃焼…。あくまで宮尾本平家物語のキャラ本と言う位置づけなので、史実ではなく「小説」の解説本です。個人的には家盛の名前や国盛の存在にも触れていたので嬉しかったですが。現代を生きる女性の感覚で書いているので、確かに「現代だったらこう感じる」「これはおかしい」ものですが、当時の女性の感覚ではどうだったのかな、必ずしも今のそれと当てはめることは出来なかったのではないかな、とも思います。まあ、当時の男社会の中で、女性の地位はとても低く、酷いものでしたので、今とそれ程感覚や感情は違いがなかったかもしれませんが…それも想像の範囲でしかありませんが。でも、女性から見た平家物語、と言うか、男性の話メインのそれを違うポジションから見て、感じると言う意味ではとても楽しいものでした。文章もやさしくて読みやすいので、すぐ読み終わってしまいました
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『宮尾本平家物語』を書き上げたあとに、宮尾さんが講演した内容に加筆を加えた1冊です。
一度は『平家物語』を読んだことがある人向けだけど、内容はかなり初級です。
サラっと読むのには良かったよ。
でも、正直言ってちょっと物足りなさもありました。
ま、サラっと読む本です。
サラっとね(笑) -
平家物語を全体的に読んでいましたが、一人ひとりの、特に女性をピックアップし視点を変えて読んだのは初めてだったので、発見が多かったです。
知らないとわからないところも多いでしょうが、最初にこの本を読んでも理解できると思います。
今度は復習で読みたいと思います。 -
こういう歴史関係は女性の視点から書かれている方が読みやすくて好きです。