棒ふり旅がらす (朝日文庫 い 9-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
2.83
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022604064

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • クラシックのことが分からなくとも問題なく読めるエッセイ(?)集。世界を股にかけて縦横無尽の活躍のお話と言えばそうなんだが、どうもいまいち共鳴できない。
    多分垣間見える品の無さのせいじゃないかな、自分の品格の無さは無かったことにしての話なんだけれども、どうも小澤の本ほど感心出来ない気がする、この人には。
    まぁ「本」への感心にしか視野に入っておらず、肝心の音楽には全くタッチしていないところがどうしようもなく無責任なんですが。

  • 80年代の雑誌連載。
    世界中を回る指揮者の、旅行記。

    時代もあるけど、今読むと、ちょっとバブリー感。

    歴史的な演奏家たちがたくさん出てくるので、
    その交友関係も楽しい。

    ステージに出る前に、いつも弱気になった、
    デルモナコのエピソードがとてもとてもよかった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1932-2006。東京藝術大学在学中にN響副指揮者となり、56年デビュー。以後、世界のトップ・オーケストラを指揮。エッセイストとしても知られ、著書に『フィルハーモニーの風景』『音の影』など多数。

「2023年 『指揮のおけいこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩城宏之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×