アイデアの接着剤 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617897

感想・レビュー・書評

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  • イノベーションは既存のものとものの組み合わせだと言われるが、それを具体的に書いてある一冊。
    仕事と遊びの境界のない人で、わたしのワークスタイルに似ていてちょっと嬉しい(笑)

  • アイデアは必要だよな。どうやって生み出すんだろ。
    デザイナー、アートディレクターとか自分とはかけかけかけ離れてるな。

    そんなことを思ってたところ、いやよく思うんだけど、たまにはビジネスっぽいのも読んでみようかなと。

    印象に残ったのは、「商品を擬人化する」ということ。
    色んな物やらことやらを「擬人化」して売る手法は多いけど、「商品」を擬人化したらそのキャラに合うイメージやコンセプトや切り口を考えることで、現実感や臨場感が出るんだろう。
    確かに人に言葉で伝える際も、ストーリーやリアルな感覚があったほうが伝わるよなぁ。

    読んでみた。手に取った。だけでも、「興味を持ち続けてる」ことになんのかなぁ。だったらもっと色々読んで吸収して、自分の物に組み合わせ組み上げ組み立てられる用にがんばろ。

  • 具体的な発想法の本かと思っていたら、仕事をするうえでの心構えや対象の捉え方といった、もう一段階上のレベルの根本的な内容がメインだった。大義をもって仕事しようという意見に気が引き締まる。実践的なところでは、プロジェクトに自分なりのタイトルを付けること、アイデアのかけらは言葉でどんどん記録する(イメージより余白がありゆるいから)、という点になるほどと思った。

  • サクッと読めました

  • ほんの一時間で読める。行き詰ったときに読むと少し楽に、心と身体が柔らかくなって大変よい。「それが社会をどう良くするのか?」という視点は、本当に「言うが易し、行うなうが難し」であるが。

  • 筆者はセンスがある人なんだろうなぁ。
    文章や話の流れがあまりに"感覚的"で、私の中にはスッと入ってこなかった。

  • アイディアを生み出すためにどうするか。自分のおこなっていることとそんなに違わないと思う一方、ここまで徹底していないなと思う。さすが、DocomoのiDからクマモンまで、幅の広いデザインをしているだけのことはある。

  • クリエイティブな仕事における具体的な発想法の事例というよりも、柔軟なアウトプットができるビジネスパーソンになるための心得がわかりやすくまとめられています。

    今まではどんなふうに作っていたか?
    どう直せば上司にOKがもらえるか?
    そんなことばかり考えて
    目的から逆算した主体的な行動が起こせないタイプの新人クンの教育用に最適な1冊。

  • 久しぶりに小説じゃない本を読んだ。以前、情熱大陸で取り上げられるまで正直な話お名前を存じ上げなかったのですが、仕事の仕方とか考え方が自分好みだったので気になっておりました。
    読んでみたら、カンブリア宮殿とかで取り上げられてた施策とかキャンペーンで水野さんが手掛けてる物がいくつかあってますますファンに。
    全ては真似出来ないと思うけど良い影響が受けれればいいなぁ、と思えるそんな本でした。
    これはオフィスにおいてたまに読み返そう。

  • クリエイティブな仕事ではないけど、「人と人」に書かれていることは役に立つ。

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著者プロフィール

水野 学:クリエイティブディレクター/クリエイティブコンサルタント/good design company代表。1972年東京生まれ。1996年多摩美術大学デザイン学科グラフィックデザイン専攻卒業。パブロプロダクション、ドラフトを経て、1998年good design company設立。ゼロからのブランドづくりをはじめ、ロゴ制作、商品企画、パッケージデザイン、インテリアデザイン、コンサルティングまでをトータルに手がける。主な仕事に、NTTドコモ「i D」、相鉄グループ「ブランドアッププロジェクト」、熊本県キャラクター「くまモン」、「中川政七商店」ほか。自ら企画運営するブランド『THE』ではクリエイティブディレクションを担当。主な受賞に、London International Awards(Gold、Silver)、The One Show(Gold、Silver、Bronse)、D&AD賞(Silver、Bronze) CLIO Awards(Silver、Bronze)、朝日広告賞部門賞、毎日広告デザイン賞部門賞、日経広告部門賞、JAGDA新人賞など。

「2018年 『アイデア特別編集 good design company 1998-2018』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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