海から読み解く日本古代史 太平洋の海上交通 (朝日選書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
2.67
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 44
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022631008

作品紹介・あらすじ

東北の海辺の町で発見された洞窟遺跡。そこには古代太平洋航路の謎を解く重要なカギが隠されていた。断片的な史料、遺跡・遺物から太平洋航路を行き来した古代の海人の足取りを復元し、新たな古代史の一面を解き明かす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 五松山洞窟遺跡の発掘調査から。海食洞窟内への埋葬
    石巻=太平洋航路と内水交通の結節点
    関東からの移住者、北海道からの移住者、現地の人。
    日本海側の若狭、越前、丹後、出雲などは大陸との交流あり。
    前方後円墳は倭王権とのかかわりが深いことを示す、東北南部。
    丸木舟、準構造船。遣唐使船は構造船、安芸でつくられ国家機密となったため技術が失われた。
    神武東征の航海ルート。阿倍比羅夫の遠征ルート、越から日本海を北上、渡島(北海道)へ。
    海部、安曇氏、大伴連氏、大伴部氏、武射氏。房総、三浦半島、紀伊の洞窟埋葬遺跡。

  • 端々に良さもら有るが山の古墳で導入するセンスは

  • <東北の本棚>石巻 南北交流の結節点 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
    https://kahoku.news/articles/20210328khn000017.html

  • 東北の太平洋航路

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1966年生れ。現在、文化庁文化財部記念物課文化財調査官。 ※2015年1月現在【主な論文】平城京における宅地班給と居住者に関する予察(橿考研報告書131)

「2015年 『平城京の住宅事情』 で使われていた紹介文から引用しています。」

近江俊秀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×